転職成功者の年齢調査(2018年下半期)
2007年7月~2018年12月の期間に、dodaエージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソン18万人の“転職年齢”を、職種や男女別に調査しました。転職成功者の年齢は、どのように変化しているのでしょうか?
ザックリまとめると
- 直近6カ月間で転職した人の平均年齢は31.7歳
- 職種別の平均年齢が最も高かったのは「企画・管理系」で、初のトップに
- 20代よりも30代の転職が多い職種は「専門職系」「クリエイティブ系」「企画・管理系」
職種別の平均年齢が最も高かったのは「企画・管理系」で、初のトップに
10の職種別で見てみると、「企画・管理系」(34.6歳)が調査を開始して以降、初めて「技術系(建築/土木)」(34.3歳)を追い越し、平均年齢が最も高くなりました。新規事業の立ち上げや、組織の戦略・仕組みづくりなどを担う企画・管理系の転職年齢は、2016年下半期から高止まりしています。一方で、公共インフラの整備や既存物件の修繕・老朽化対策などのニーズが絶えない技術系(建築/土木)の職種は、人手不足から未経験歓迎の求人も増加しており、転職年齢は2015年下半期の37.0歳をピークに下がり続けています。そのほか、前回と比べて変化が大きかったのは「専門職系」(33.9歳、前回比+0.8歳)と「事務・アシスタント系」(30.7歳、+0.7歳)、「技術系(医療/化学)」(31.4歳、−0.6歳)の職種でした。
20代よりも30代の転職が多い職種は「専門職系」「クリエイティブ系」「企画・管理系」
最後に、職種別の年齢の内訳をご紹介します。転職者のうち、20代の割合が半数を超えたのは「販売/サービス系」(67.2%)、「営業系」(59.6%)、「事務・アシスタント系」(52.9%)の3つの職種でした。30代の割合が高いのは「専門職系」(49.1%)、「クリエイティブ系」(47.4%)、「企画・管理系」(44.5%)で、40代以上の割合が高い職種は、順に「技術系(建築/土木)」(24.6%)、「企画・管理系」(23.8%)、「専門職系」(19.6%)という結果になりました。
出典:転職サービス「doda」転職成功者の年齢調査
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