株式会社マツオ「差別化しづらい飲食業界で半年間に7名採用」

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差別化しづらい飲食業界で半年間に7名採用。「doda ダイレクト」を活用したスカウトメール送信ナレッジ

採用成功のポイント

ポイント1
「doda ダイレクト」を活用し、飲食に加えてサービス・介護など幅広い業界の転職意欲の高い登録者へアプローチ
ポイント2
登録者一人ひとりの転職理由や希望を確認し、その内容を踏まえたスカウトメールを送信。志望度が高い応募を集めることに成功
ポイント3
スカウトメール文面に加えて現場責任者が参加する面接でも、労働環境改善の実績やその背景にある想いを丁寧に伝えて入社意向を醸成

<採用担当者の声>

写真1
休業期間を経て再び店舗力を強化。核となる正社員採用に向けて「doda ダイレクト」を新たに導入しました
  • 株式会社マツオ 総務部 採用担当 稲垣 弘 様

当社はジンギスカン専門店「松尾ジンギスカン」を北海道内に9店舗、東京都内に5店舗展開しています。コロナ禍においては店舗を休業せざるを得ない期間が長く続き、当社も大きな影響を受けることとなりました。

その中で私たちがまず表明したのは雇用を守ること。各種助成金などを活用し、店舗休業期間も従業員の給与を100パーセント保証して、解雇は一切行いませんでした。しかし、シフトに入れないことで不安を感じたパート・アルバイトスタッフの離職は食い止めることができず、営業ペースを徐々に戻していく中でどのように店舗の運営力を強化していくかが課題となっていたのです。

店舗運営を効率化するため、オーダー用タブレット端末や配膳ロボットなどを導入。そして店舗の核となる正社員の中途採用も強化することになりました。

とは言え飲食業界の正社員採用は簡単ではありません。私は2016年にマツオへ入社して以降、さまざまな手法で中途採用を進めてきましたが、首都圏で人材紹介サービスを活用した場合、1人当たりの採用単価が100万円を超えてしまうこともありました。

また求人広告や合同説明会への出展といった手法の場合は、他業種とも真正面から競合することになります。完全週休2日・土日休みの事務職などと比べれば店舗スタッフはどうしても休日・休暇の面で不利になってしまいますし、同業と比較しても給与面で劣ってしまう場合がありました。では、どうするべきなのか。私は「転職を考えている一人ひとりに当社の魅力を直接・積極的に訴えかけるべきではないか」と考えました。

なぜなら、私が入社した当時と比べて当社の労働環境は大きく改善されていたからです。年間休日数は増えていましたし、残業時間も飲食業界では驚くほどの少なさになりました。これらはひとえに、松尾吉洋(代表取締役)の「働く人を中心に会社経営を進めたい」という想いによるもの。マツオは歴史のある中小企業ですが、世の中のトレンドに対応して変化を続けていますし、新しいチャレンジも積極的に進めています。こうした強みを、背景の部分から採用候補者へ伝えたいと考えていました。

そこで新たに選んだ採用手法が、幅広い層の登録者一人ひとりへアプローチできる「doda ダイレクト」でした。

写真2
登録者本人の言葉を使ってスカウトメールの文面をアレンジ。志望度が高い応募が増えたことに手応えを感じています

doda ダイレクトでは、転職意欲の高い「システムログイン日が3日以内」の方へ優先的にスカウトメールを送っています。加えて、飲食業界の経験者はもちろん、接客・販売や介護福祉、保育など、サービス業全般へ配信対象を広げています。

反応については、求人広告経由でスカウトメールを送っている場合よりも格段に良いと感じていますね。スカウトメール送信は私が1人で対応しているため、工数がかかる面はありますが、「朝の30分」など一定のペースを決めつつ、空いた時間も活用して送信数を担保。多いときでは週に200件ほど送信したこともあります。「今週は目標以上に送ることができたな」と感じたその翌週には、採用候補者からの応募が確実に来るようになり、これがスカウトメールを送るやりがいにつながり良い循環となっていますね。

こうした反応の良さの秘訣としては、送信時に記載する「スカウトメールを送った理由」が挙げられるでしょう。登録者が記載している情報を確認し、転職に至った理由や次のキャリアに対する希望など、ご本人が使っている言葉も文面に盛り込んでいます。面接時に志望動機を聞くと、「自分に興味を持ってくれていると感じたから」と答えてくれる方も多いです。

応募いただいた採用候補者に対しては、希望勤務地の店舗を担当するエリアマネージャーが現地で1次面接を行い、私もオンラインで参加しています。1時間半ほどをかけ、仕事内容や働き方などを説明。採用候補者の人柄を理解できるよう、形式張らずにフランクな雰囲気で話せるよう努めています。

採用候補者の関心が特に強いのは働き方です。現状、松尾ジンギスカンの店舗スタッフの残業時間は月平均6時間程度。実際の例を交えてエリアマネージャーがこの事実を説明すると、驚く方も少なくありません。背景にある店舗運営効率化の取り組みや、社長の想いについても丁寧にお伝えしています。

その次のステップでは、社長が直接対応する役員面接を行い、採用候補者の人柄を中心に探っています。誰よりも会社経営の想いを熱く語れる社長が直接向き合うことで、採用候補者の入社意向が確実に高まっていると感じていますね。

写真3
半年間で約1000通のスカウトメールを送信、7名採用。今後は店舗スタッフ以外のポジションでも活用したいと考えています

2022年11月から半年間の契約でdoda ダイレクトを活用し、この間に約1000通のスカウトを送信しました。結果的に7名の方を採用することができました。前職は飲食店やスーパーマーケット、IT業界、保育士などさまざまなバックグラウンドをお持ちの方々です。専門性に特化せず、多様な登録者が集うdodaのデータベースならではの成果ではないでしょうか。

また、スカウトメール開封率の高さにも驚かされました。最近では他社からもダイレクトスカウトのサービスが登場していますが、個人的には、doda ダイレクトのスカウトメール開封率が群を抜いていると感じます。当社が北海道内で活用した際には80パーセント近いものでした。スカウトメールの届け方や、プレミアムオファーなどの魅せ方が巧みなのだと思います。 

システムの使い勝手にも満足していますね。doda ダイレクトは採用候補者ごとの転職意欲の高さや状況を把握しやすい仕組みとなっています。自社の求人票の開封率なども見やすく整理されており、ダイレクト・ソーシングの成果を追いかけやすい仕様だと感じます。

加えてサポートも充実しています。doda担当者とは2週間に1回オンラインで打ち合わせを行い、その際にはデータに基づいて改善ポイントなどをアドバイスしてもらいました。

当社では現在、新たにdoda ダイレクトを契約して再び活用しているところです。採用状況に合わせて柔軟に計画を変更し、さまざまな登録者へアプローチできることもdoda ダイレクトの強み。今後は店舗スタッフ以外に、経理や工場などのポジションでも活用したいと考えています。

*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります

株式会社マツオ「差別化しづらい飲食業界で半年間に7名採用」の記事ページです。【中途採用をお考えの法人様へ】dodaサービスのご案内 - 採用成功への扉を開く、総合採用支援サービス

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