採用担当者の声
doda ダイレクト導入背景
好調な業績を背景に定期増員している「技術アジャスター職」の採用は、全国各地にある支店ごとに地域限定で募集をしていました。そのなかで、募集要件にマッチした転職希望者から応募があっても「引っ越しができずに採用を見送る」という事態があり、課題の1つとなっていました。そのため、現住所を指定して採用できる方法が無いかと考えていた時に、パーソルキャリアの営業担当者から提案されたのがダイレクト・ソーシングサービスのdoda ダイレクトでした。
もっとも最初は、「整備士経験がある方の登録はあるのだろうか?」という不安がありました。実は、ダイレクト・ソーシングはこれからの採用における大きな柱の1つになると考え検討していたのですが、どちらかというと役員などのエグゼクティブ層向けに使うことを想定していました。しかし詳しく話を聞いてみると、“整備士経験がある方”の登録も一定以上あるとのことで、実際に転職希望者のデータベースを確認させてもらい、「これなら試してみる価値がある」と思い導入を決めました。
パーソルキャリアの営業担当者に使い方を丁寧に教えてもらいながら採用活動を進め、最終的には3名が入社に至りました。それも、埼玉で1名、神奈川で2名と、当社の要望が叶う形で採用することができました。また、ダイレクト・ソーシングだと“待ちの姿勢”ではなく“攻めの姿勢”で採用ができる点も、非常に良かったと感じています。
活用方法について
当社にマッチする転職希望者に私たちのことを十分に理解してもらい、双方が納得した上で入社していただくのが目指していたゴールです。スカウトメールの配信対象者は、一人ずつ丁寧にレジュメを読ませていただいて決定しました。経験やスキルが当社に合うかどうかについては、採用部門の責任者に確認してもらい、ミスマッチを無くすようにしたのもポイントです。
その結果、書類選考の質は飛躍的に向上し、採用部門の責任者からは「面接に来ていただける方と採用条件とのマッチング精度が高い」と、非常に高評価を受けました。以前は「なぜこの方が書類選考を通過しているのか」と言われることもあったのですが、今回は無かったですね。
文面や面接の工夫について
当社の場合、メイン事業がファイナンスの会社であるため、整備士の方にスカウトメールを送る際、「自分とは関係ない業種・会社」だと思われないように気を付けなければなりません。そのため会社の事業内容や、なぜ整備士を募集しているのかをしっかり伝えることが重要でした。一方で、整備士の方の中には、ずっと整備の現場で仕事を続けていくことに不安を持っている方が一定数いることも把握していました。
そこで当社では、スカウトメールを書く際に、経験を活かしながらキャリアを積んでいけること、しかも幅広いキャリアを積むチャンスがあるという点を箇条書きで強調し、不安を払拭した上でメリットを感じてもらうようにしたのです。地域限定の採用なので、転勤がない点も魅力として伝えました。
文面はサンプルを参考にして、何度も書き換えています。その甲斐があって、文面を変えるごとに意欲のある転職希望者からの応募が増えてきたことを実感しています。
面接では、常に転職希望者と対等な立場であることを意識しました。こちらからスカウトメールを出して面接に来ていただいているからこそ、フラットな関係が築けたと思います。一次面接は、“面接”というより相互理解の場になるよう質問内容を工夫し、“面談”といった形になるよう意識しました。また、面接日程を調整するためにこちらから連絡するときは、メールだけに限らず必要な場合は就業時間外に電話で連絡するなどの工夫もしました。
doda ダイレクトは、当社の募集ポジションにもマッチしている非常に有効な採用手法です。特に理想の転職希望者と、すぐに出会える部分に魅力を感じています。自社の課題として、スカウトメールの文面作成などが不慣れで、時間が掛かる部分もあります。しかし、今後は企業が積極的に働きかける採用が重要になるのは間違いないと実感しており、“自社採用力”を高めるためにもdoda ダイレクトを活用したいと思います。
入社者の声
前職は整備士で、10年以上同じ企業に勤務していました。もっとも、仕事を続けてきたなかで、新しい仕事に挑戦したいとも考えていたのです。そのため次の転職では、自動車関連とは別の業界で働きたいと考えていました。転職活動を進める中で、整備士としての経験を活かしながら自動車保険に関わる道があることを知りました。
ちょうどそんな時、偶然にもプレミアファイナンシャルサービスからスカウトメールが届きました。文面に目を通すと、会社のことや仕事内容が詳しく書いてあり、聞いていた通り確かに整備士の経験が活かせそうでした。その上で、整備士とはまた違うキャリアを積んでいけることも分かり、とても興味を持ち、面接を受けてみることにしたのです。
面接では、今の私の上司が面接官でした。いろいろと話を進めていく中で、自動車のある一つの部品について「私をお客様だと思って説明してみてください」と言われたんです。うまく説明できたかどうか不明なところもありましたが、自分なりにしっかりと話せたと思えたことで、“経験が活かせる”、“自分でもできる”と実感し、入社を決意しました。
幸いにも、採用が決まり、今は地元で働いています。入社したばかりで覚えることも多くありますが、これから新しいキャリアをしっかりと築いていこうと思っています。
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*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります