業種別・職種別に読み解く転職市場動向
パーソルキャリア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀬野尾 裕)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」<https://doda.jp/>は、業種別・職種別の転職求人倍率を算出し、「doda転職求人倍率レポート」として発表しています。このデータは、業種ごと、職種ごとの転職市場での需給トレンドなどを表すものです。四半期に一度発行しており、今回は2026年7~9月の転職求人倍率をまとめています。
doda転職求人倍率レポート(全国)
採用ニーズの拡大が続き、転職市場の需給はさらにひっ迫

doda編集長の解説
2026年7月~9月の転職マーケット
2026 年7月~9月の転職求人倍率は、7月2.71倍、8月2.86倍、9月2.89倍となりました。
前四半期(2026年4~6月)比で、業種別で最も求人数の増加率が大きかったのは、「IT・通信」(106.2%)でした。前四半期に続き高い伸びを維持しており、採用ニーズの高さがうかがえます。「IT・通信」では、企業によるAI活用やDX推進、基幹システムの刷新などを背景に、IT人材の採用ニーズが引き続き高い状況です。また、AI活用を支えるデータ基盤整備やクラウド環境構築、半導体関連分野の開発案件も活発で、専門人材の採用ニーズが継続しています。
転職希望者数は前月比で7月は-5.0%、8月は-5.1%、9月は-0.7%と、3カ月連続で前月を下回りました。背景には、企業による報酬水準の改定や福利厚生の充実などの雇用環境の改善に加え、AI技術の進展に伴う自身のキャリアや仕事への影響を見極めようとする一定の動きがあったことなどが影響していると考えられます。一方で、9月は減少幅が縮小しており、転職希望者数の減少傾向に落ち着きが見られました。
2026年9月の解説
9月の求人数は前月比で微増し、引き続き高い水準で推移しました。業種別で最も増加率が大きかった「商社」(102.3%)では、住宅・建材分野を中心に求人が増加しました。住宅価格や建築コストの上昇、省エネ対策への関心が高まる中、リフォームや省エネ改修関連の需要が拡大しており、リフォーム会社向けの営業や工事提案まで一貫して担う営業人材の採用が活発化しています。前月比で2番目に求人数の増加率が大きかったのは「小売・流通」(102.1%)でした。「小売」では、リユース市場の成長を背景に採用人数を増やす動きが見られたほか、「流通」では、ドライバーやフォークリフト作業員などの現場職に加え、営業や事務など幅広い職種で求人が見られました。自動化や業務効率化が進んでいるものの、就業者の高齢化や人材不足から、人が担う業務を中心とした採用ニーズは依然高い状況です。9月の転職希望者数は、前月比、前年同月比ともに減少しました。求人数が微増する一方で転職希望者数が減少したため、転職求人倍率は前月から上昇しました。
2026年10月以降の見通し
転職希望者数は、例年、冬の賞与後の転職を見据えて活動を始める人が増えるため、今年も同様の傾向になると予想されます。また、長引く物価高の影響を受けて、より良い条件を求めて転職活動に踏みきる人も来年にかけて増加する可能性があります。一方で、多くの企業で人材採用への意欲は依然として高く、求人数の増加が見込まれます。そのため、求人数が転職希望者数の増加幅を上回ることが予想され、転職求人倍率は上昇すると考えられます。
業種別の転職市場動向(全国)
2026年9月の業種別の転職求人倍率は、前月差では12業種(「その他」は除外)のうち11業種で上昇、前年同月差では12業種(「その他」は除外)のうち10業種で上昇となりました。求人数は、12業種(「その他」は除外)のうち8業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「商社」(前月比102.3%)、次いで「小売・流通」(前月比102.1%)でした。
| 業種 | 2026年7月 | 2026年8月 | 2026年9月 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
| 全体 | 2.71 | 0.29 | 2.86 | 0.44 | 2.89 | 0.46 |
| IT・通信 | 7.06 | 0.78 | 7.47 | 1.07 | 7.59 | 1.05 |
| メディア | 3.70 | 0.38 | 3.86 | 0.50 | 3.92 | 0.41 |
| 金融 | 2.59 | ▲ 0.05 | 2.84 | 0.22 | 2.86 | 0.28 |
| メディカル | 0.90 | ▲ 0.08 | 0.93 | ▲ 0.04 | 0.93 | ▲ 0.04 |
| メーカー | 3.20 | 0.31 | 3.40 | 0.48 | 3.43 | 0.49 |
| 商社 | 1.82 | 0.26 | 1.91 | 0.36 | 1.98 | 0.39 |
| 小売・流通 | 0.79 | 0.12 | 0.82 | 0.15 | 0.85 | 0.17 |
| レジャー・外食 | 0.81 | 0.03 | 0.85 | 0.09 | 0.86 | 0.10 |
| エネルギー | 2.36 | ▲ 0.29 | 2.54 | ▲ 0.10 | 2.61 | ▲ 0.07 |
| 建設・不動産 | 5.33 | 0.43 | 5.53 | 0.66 | 5.55 | 0.75 |
| コンサルティング | 9.30 | 1.38 | 9.90 | 2.11 | 9.96 | 1.81 |
| 人材サービス | 10.14 | 2.48 | 10.87 | 2.97 | 10.93 | 2.60 |
| その他 | 0.25 | 0.00 | 0.26 | 0.02 | 0.26 | 0.02 |
職種別の転職市場動向(全国)
2026年9月の職種別の転職求人倍率は、前月差で11職種(「その他」は除外)のうち7職種で上昇、前年同月差では11職種(「その他」は除外)のうち10職種で上昇となりました。求人数は、11職種(「その他」は除外)のうち7職種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「営業」および「専門職(建設・不動産)」(前月比101.2%)でした。
| 職種 | 2026年7月 | 2026年8月 | 2026年9月 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
| 全体 | 2.71 | 0.29 | 2.86 | 0.44 | 2.89 | 0.46 |
| 営業 | 3.04 | 0.35 | 3.14 | 0.43 | 3.21 | 0.42 |
| 企画・管理 | 3.14 | ▲ 0.07 | 3.28 | 0.13 | 3.31 | 0.14 |
| エンジニア(IT・通信) | 11.26 | 0.70 | 12.04 | 1.41 | 12.04 | 1.01 |
| エンジニア(機械・電気) | 6.40 | 1.03 | 6.81 | 1.43 | 6.77 | 1.41 |
| 専門職(メディカル) | 0.54 | ▲ 0.11 | 0.55 | ▲ 0.09 | 0.55 | ▲ 0.08 |
| 専門職(化学・食品) | 1.70 | 0.24 | 1.78 | 0.27 | 1.79 | 0.25 |
| 専門職(建設・不動産) | 5.67 | 0.26 | 5.95 | 0.50 | 5.97 | 0.68 |
| 専門職(コンサル・金融) | 6.01 | 0.15 | 6.63 | 0.63 | 6.57 | 0.71 |
| クリエイター | 1.18 | 0.12 | 1.21 | 0.17 | 1.25 | 0.15 |
| 販売・サービス | 0.79 | 0.08 | 0.82 | 0.13 | 0.84 | 0.14 |
| 事務・アシスタント | 0.58 | 0.17 | 0.65 | 0.22 | 0.66 | 0.22 |
| その他 | 0.06 | 0.02 | 0.07 | 0.02 | 0.07 | 0.02 |
doda転職求人倍率の定義
「doda転職求人倍率」は、dodaの会員登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。
doda転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数
※求人数と転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。
doda転職求人倍率レポート(関西)
事業の成長投資を背景に、専門人材の採用需要が拡大

doda関西オフィス ゼネラルマネジャーの解説
2026年4月~6月の関西エリアの転職求人倍率は、7月2.27倍、8月2.38倍、9月2.41倍となり、3カ月連続で上昇しました。前年同月差でもプラスとなっており、企業の採用意欲は引き続き高い水準で推移しています。
関西に集積する製造業を中心に採用需要の拡大が見られます。メーカー業界の求人倍率は、7月2.77倍、8月2.95倍、9月3.02倍と上昇が続きました。人材不足への対応に加え、生産性向上や設備投資、品質強化、DX推進、新規事業への対応などを背景に、中長期的な成長を見据えた採用が継続しています。職種別でも「エンジニア(機械・電気)」は9月に5.33倍となっており、設計、生産技術、設備保全、品質保証などの技術人材に対する需要は依然として高い状況です。
また、建設・不動産業界の求人倍率は9月4.87倍、職種では「専門職(建設・不動産)」が5.53倍となりました。関西エリアでは、都市再開発やインフラ整備、物流施設開発、企業の設備投資などを背景に、施工管理や設計をはじめとする専門人材の採用ニーズが高水準で推移しています。
IT・通信業界の求人倍率も9月には5.14倍、職種の「エンジニア(IT・通信)」は11.93倍と高い水準を維持しています。DX推進や業務効率化、データ活用、生成AI活用の広がりを背景に、IT人材への需要は引き続き堅調です。業界としてのIT・通信の求人倍率は前年同月を下回る一方、「エンジニア(IT・通信)」は前年を上回っており、IT企業だけでなくメーカーや建設・不動産など、幅広い業界でデジタル人材の採用が進んでいることがうかがえます。
転職希望者については、夏季休暇を活用した情報収集や、10月以降の転職を見据えた活動により増加傾向です。一方で、転職先を選ぶ際の判断基準は一層慎重になっています。給与などの条件面に加え、仕事内容や事業の将来性、はたらき方、配属組織、評価制度、キャリア形成の機会などを総合的に比較して意思決定する傾向が強まっています。特に、経験や専門性を持つ人材は複数の企業を比較検討するケースも多く、求人を公開して待つだけでは採用につながりにくい環境が続いています。
2026年10月以降も、メーカーの技術職、IT・DX人材、建設・不動産分野の専門職、営業職、企画・管理職を中心に、関西エリアの採用需要は堅調に推移すると見込まれます。企業の下期採用が本格化する中、転職希望者は現職への残留も含めて慎重に判断する時期に入るため、採用競争はさらに激しくなる可能性があります。こうした環境下では、採用要件の優先順位を整理し、入社時点で必要な経験・スキルと入社後に習得可能な要件を明確に区分することが重要です。また、転職希望者の関心が高い段階で、仕事内容や期待する役割、組織の状況、キャリアの選択肢を具体的に伝え、速やかに選考を進めることも欠かせません。母集団形成だけでなく、採用要件、選考プロセス、自社の魅力の訴求方法を一体的に見直し、転職希望者一人ひとりの意思決定に必要な情報を適切なタイミングで丁寧に届けることが、採用成果につながると考えられます。
業種別の転職市場動向(関西エリア)
2026年9月の業種別の転職求人倍率は、前月差では12業種(「その他」は除外)のうち7業種で上昇、前年同月差では12業種(「その他」は除外)のうち9業種が上昇しました。2026年9月の求人数は、12業種(「その他」は除外)のうち8業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「レジャー・外食」(前月比108.3%)、次いで「商社」(前月比103.5%)でした。
| 業種 | 2026年7月 | 2026年8月 | 2026年9月 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
| 全体 | 2.27 | 0.16 | 2.38 | 0.28 | 2.41 | 0.31 |
| IT・通信 | 5.05 | ▲ 1.15 | 5.13 | ▲ 1.11 | 5.14 | ▲ 0.85 |
| メディア | 2.21 | ▲ 0.03 | 2.39 | 0.23 | 2.37 | 0.12 |
| 金融 | 2.10 | ▲ 0.15 | 2.16 | 0.05 | 2.13 | 0.02 |
| メディカル | 0.93 | ▲ 0.13 | 0.97 | ▲ 0.06 | 0.97 | ▲ 0.03 |
| メーカー | 2.77 | 0.25 | 2.95 | 0.39 | 3.02 | 0.37 |
| 商社 | 1.39 | 0.25 | 1.47 | 0.32 | 1.56 | 0.43 |
| 小売・流通 | 0.67 | 0.09 | 0.69 | 0.13 | 0.72 | 0.15 |
| レジャー・外食 | 0.68 | ▲ 0.11 | 0.69 | ▲ 0.07 | 0.75 | 0.00 |
| エネルギー | 2.49 | ▲ 0.96 | 2.70 | ▲ 0.25 | 2.62 | ▲ 0.20 |
| 建設・不動産 | 4.96 | 0.54 | 5.01 | 0.44 | 4.87 | 0.34 |
| コンサルティング | 16.22 | 7.97 | 18.38 | 10.67 | 18.75 | 10.00 |
| 人材サービス | 6.92 | 0.32 | 7.39 | 0.48 | 7.74 | 0.41 |
| その他 | 0.20 | 0.01 | 0.20 | 0.01 | 0.20 | 0.01 |
職種別の転職市場動向(関西エリア)
2026年9月の職種別の転職求人倍率は、前月差で11職種(「その他」は除外)のうち7職種で上昇、前年同月差では11職種(「その他」は除外)のうち9職種で上昇となりました。2026年9月の求人数は、11職種(「その他」は除外)のうち7職種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「販売・サービス」(前月比102.9%)、次いで「企画・管理」(前月比102.8%)でした。
| 職種 | 2026年7月 | 2026年8月 | 2026年9月 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
| 全体 | 2.27 | 0.16 | 2.38 | 0.28 | 2.14 | 0.31 |
| 営業 | 2.47 | 0.15 | 2.54 | 0.20 | 2.59 | 0.22 |
| 企画・管理 | 2.07 | 0.05 | 2.15 | 0.18 | 2.22 | 0.22 |
| エンジニア(IT・通信) | 11.43 | 0.41 | 12.38 | 1.48 | 11.93 | 1.04 |
| エンジニア(機械・電気) | 5.06 | 0.06 | 5.33 | 0.19 | 5.33 | 0.19 |
| 専門職(メディカル) | 0.55 | ▲ 0.20 | 0.55 | ▲ 0.22 | 0.58 | ▲ 0.17 |
| 専門職(化学・食品) | 1.49 | 0.28 | 1.46 | 0.08 | 1.49 | 0.09 |
| 専門職(建設・不動産) | 5.26 | 0.08 | 5.59 | 0.30 | 5.53 | 0.41 |
| 専門職(コンサル・金融) | 4.45 | ▲ 0.17 | 4.53 | ▲ 0.04 | 4.46 | ▲ 0.18 |
| クリエイター | 0.92 | 0.13 | 0.95 | 0.15 | 0.96 | 0.14 |
| 販売・サービス | 0.65 | 0.03 | 0.69 | 0.10 | 0.73 | 0.12 |
| 事務・アシスタント | 0.46 | 0.15 | 0.50 | 0.19 | 0.52 | 0.20 |
| その他 | 0.04 | 0.01 | 0.04 | 0.01 | 0.04 | 0.01 |
※「転職求人倍率」は小数第三位を四捨五入。また、「転職求人倍率」の除数となる転職希望者数の業種(職種)については、希望業種(職種)ではなく直近の経験業種(職種)に準じている。
想定勤務地に関西エリア(大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県)が含まれる求人、および希望勤務地に関西エリアが含まれる転職希望者が集計対象。
doda転職求人倍率レポート(中部)
DX・再開発需要を背景に、専門人材の採用競争が激化

doda中部オフィス ゼネラルマネジャーの解説
2026年7月~9月の中部エリアの転職求人倍率は、7月2.87倍、8月3.00倍、9月3.06倍となり、3カ月連続で上昇しました。前年同月比でもプラスで推移しており、企業の採用意欲は引き続き高い水準を維持しています。採用競争が一段と激化している売り手市場の環境が続いています。
職種別では、「エンジニア(IT・通信)」が14.53倍(9月)と、引き続き高い求人倍率となっています。背景には、企業のDX推進や業務のデジタル化に加え、半導体関連事業におけるデータセンター・サーバー領域への投資拡大、サイバーセキュリティ対策の強化などがあります。業界を問わずデジタル人材の採用が重要課題となっており、ITエンジニアを中心とした採用ニーズは引き続き堅調に推移しています。
また、2026年7月~9月は「営業」「専門職(建設・不動産)」「販売・サービス」などでも求人倍率の上昇が見られました。中部エリアでは、リニア中央新幹線の開業を見据えた名古屋駅周辺の再開発や都市開発が進んでおり、不動産開発や施工管理、設計などを担う人材への需要が高まっています。加えて、企業のDX推進や市場開拓を担う営業人材の採用も活発化しています。専門職領域では、即戦力として早期に成果を発揮できる人材や、高度な専門知識・スキルを持つ人材を対象とした採用を強化する企業が増えています。事業変革や成長戦略の実現に向けて、専門性の高い人材への需要は今後も拡大していくと考えられます。
中部エリアの採用動向を見ると、製造業を中心に高い人材需要が継続しています。特に自動車関連企業では、新技術の導入や生産ラインの拡充を背景に、エンジニアや専門職人材の採用を積極的に進めています。また、電動化や自動運転技術の進展に伴い、高度な技術知識を持つ人材の採用は引き続き重要な経営課題となっています。サービス業や小売業では、観光需要やインバウンド需要の回復を背景に、販売・サービス職の採用ニーズが拡大しています。
2026年度下半期から2027年度にかけても、中部エリアの採用需要は堅調に推移すると見込まれます。一方で、採用競争の激化により、目標人数の採用だけではなく、自社で活躍・定着する人材を見極めて採用することの重要性が高まっています。こうした環境下では、採用要件の優先順位を明確にし、求める人物像を具体化するとともに、仕事内容やキャリア形成の機会、自社ではたらく魅力を適切に伝えることが重要です。採用活動全体を見直しながら、転職希望者一人ひとりに合わせた情報提供とコミュニケーションを行うことが、中長期的な採用成功につながると考えられます。
業種別の転職市場動向(中部エリア)
2026年9月の業種別の転職求人倍率は、前月差では12業種(「その他」は除外)のうち9業種で上昇、前年同月差でも12業種(「その他」は除外)のうち10業種が上昇しました。2026年9月の求人数は、12業種(「その他」は除外)のうち9業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「金融」(前月比106.7%)、次いで「小売・流通」(前月比103.5%)でした。
| 業種 | 2026年7月 | 2026年8月 | 2026年9月 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
| 全体 | 2.87 | 0.46 | 3.00 | 0.61 | 3.06 | 0.67 |
| IT・通信 | 10.40 | 4.28 | 10.69 | 4.81 | 10.40 | 4.44 |
| メディア | 1.80 | ▲ 0.31 | 1.97 | 0.02 | 1.90 | ▲ 0.08 |
| 金融 | 1.92 | ▲ 0.02 | 1.94 | 0.01 | 2.00 | 0.03 |
| メディカル | 1.03 | 0.00 | 1.12 | 0.09 | 1.15 | 0.15 |
| メーカー | 2.91 | 0.15 | 3.08 | 0.31 | 3.13 | 0.34 |
| 商社 | 1.75 | 0.27 | 1.85 | 0.41 | 1.93 | 0.47 |
| 小売・流通 | 1.29 | 0.12 | 1.31 | 0.15 | 1.42 | 0.27 |
| レジャー・外食 | 1.08 | 0.06 | 1.15 | 0.15 | 1.16 | 0.17 |
| エネルギー | 2.41 | 0.38 | 2.29 | 0.04 | 2.41 | ▲ 0.03 |
| 建設・不動産 | 5.27 | 0.43 | 5.41 | 0.73 | 5.76 | 1.15 |
| コンサルティング | 6.50 | 3.24 | 6.70 | 3.71 | 6.33 | 3.19 |
| 人材サービス | 12.48 | 1.52 | 13.88 | 2.01 | 15.21 | 3.49 |
| その他 | 0.24 | 0.00 | 0.27 | 0.04 | 0.25 | 0.02 |
職種別の転職市場動向(中部エリア)
2026年9月の職種別の転職求人倍率は、前月差で11職種(「その他」は除外)のうち8職種で上昇、前年同月差では11職種(「その他」は除外)のうち9職種で上昇となりました。2026年9月の求人数は、11職種(「その他」は除外)のうち7職種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「営業」(前月比102.8%)、次いで「専門職(化学・食品)」(前月比101.7%)でした。
| 職種 | 2026年7月 | 2026年8月 | 2026年9月 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
| 全体 | 2.87 | 0.46 | 3.00 | 0.61 | 3.06 | 0.67 |
| 営業 | 3.00 | 0.42 | 2.99 | 0.35 | 3.12 | 0.35 |
| 企画・管理 | 2.51 | ▲ 0.11 | 2.43 | 0.02 | 2.40 | 0.01 |
| エンジニア(IT・通信) | 13.81 | 3.99 | 15.15 | 6.03 | 14.53 | 5.15 |
| エンジニア(機械・電気) | 5.56 | 0.65 | 5.93 | 0.99 | 6.10 | 1.19 |
| 専門職(メディカル) | 0.48 | ▲ 0.15 | 0.47 | ▲ 0.26 | 0.47 | ▲ 0.22 |
| 専門職(化学・食品) | 1.70 | 0.17 | 1.82 | ▲ 0.01 | 1.91 | 0.03 |
| 専門職(建設・不動産) | 4.81 | 0.40 | 5.12 | 0.83 | 5.27 | 1.07 |
| 専門職(コンサル・金融) | 3.86 | 0.28 | 4.00 | 0.72 | 4.06 | 0.78 |
| クリエイター | 0.63 | ▲ 0.06 | 0.66 | ▲ 0.08 | 0.70 | 0.00 |
| 販売・サービス | 1.23 | 0.13 | 1.30 | 0.25 | 1.37 | 0.32 |
| 事務・アシスタント | 0.35 | 0.07 | 0.36 | 0.05 | 0.38 | 0.05 |
| その他 | 0.04 | 0.02 | 0.04 | 0.02 | 0.04 | 0.02 |
※「転職求人倍率」は小数第三位を四捨五入。また、「転職求人倍率」の除数となる転職希望者数の業種(職種)については、希望業種(職種)ではなく直近の経験業種(職種)に準じている。
想定勤務地に中部エリア(愛知県、三重県、岐阜県、静岡県)が含まれる求人、および希望勤務地に中部エリアが含まれる転職希望者が集計対象。
※こちらのPDF版レポートは、経営者や人事・採用担当者の課題解決を手助けするWebメディア「doda人事ジャーナル」byパーソルキャリアからダウンロードできます。
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