モノづくりエンジニア中途採用市場レポート(2018年8月)|doda(デューダ)中途採用をお考えの法人様へ

レポート

モノづくりエンジニア<br>中途採用マーケットレポート(2018年8月発行)

モノづくりエンジニア<br>中途採用マーケットレポート(2018年8月発行)

2018.08.31

業種別マーケットレポート

2018年8月号

モノづくりエンジニア中途採用マーケットレポートは、dodaに登録いただいた求人・登録者から、下記の職種の登録者動向・求人動向・採用ポイントをまとめたレポートです。
※該当職種:機械設計、回路設計、組み込み・制御設計、品質管理(品質保証)、生産技術・プロセスエンジニア、フィールドエンジニア・カスタマーサポート、設計職(建築・土木)、施工管理(建築・土木)、研究開発(化学)

目次

・機械設計
・回路設計
・組み込み・制御設計
・品質管理(品質保証)
・生産技術・プロセスエンジニア
・フィールドエンジニア・カスタマーサポート
・設計職(建築・土木)
・施工管理(建築・土木)
・研究開発(化学)

機械設計

ここがポイント

◆継続して売り手市場。転職希望者は対象製品に加えて、条件面も重視。
◆2018年5月~7月の新規求人数は2018年2月~2018年4月比で125%。前年同期比143%。
◆採用基準を緩和し幅広く検討する一方で必要な人材像を正しく訴求する。採用に苦戦している場合は「何かを変える」ことも必要。

機械設計の登録者動向

機械設計の登録者詳細(2018年8月))

機械設計の登録者詳細(2018年8月)

求人数は前四半期と比較すると堅調に増加しており、引き続き売り手市場である状況は継続である。
登録者の内訳をみると幅広い年代で登録はあるが、20代が47%と最も多く、30代が32%(30代前半が20%、後半が12%)と続いており、特に若手の転職活動が活発。
景況感を踏まえ、興味がある領域へのキャリアチェンジに加えて、年収・就業環境・勤務地などの条件面をより吟味する傾向が強くなっている。

機械設計の求人動向

機械設計の求人マーケット動向(2018年8月)

機械設計の求人マーケット動向(2018年8月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:対象:2018年2月1日~2018年7月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※2月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

2018年5月~7月において、機械設計を募集する上位3業種は、「産業用装置(工作機械・半導体製造装置・ロボットなど)」、「自動車部品」、「計測機器・光学機器・精密機器・分析機器」となり、事業環境好調による増員ニーズが目立つ。上位3業種以外にも幅広い業種でニーズがあり、エンジニア求人の中でも求人数が上位の職種である。
また、大手企業を中心に新卒採用活動が落ち着いてきたこともあり、新規求人数全体が増加傾向にあり、機械設計についても同様のことが言える。
トピックスとしては、単なる設計に留まらず、市場分析から企画立案など製品開発の上流を担うような求人や、部品単位やユニット単位に業務が分解・細分化された求人が発生するなど、引き続き求人内容の多様化傾向が目立つ。

機械設計の採用成功POINT

登録者数は比較的多いものの、求人数がそれ以上に多いのが機械設計領域。転職希望者への最大限のアプローチと、他社求人との差別化がポイントとなる。
母集団形成~書類選考~面接にかけては、可能な限り対象を広げ、転職希望者の経験・スキル(技術・製品領域など)と求人内容との親和性を見出す採用スタンスが求められる。
対象者を広げる方法としては、技術・製品領域は勿論だが、転職回数などスキル以外での緩和も重要。視野を広げることで採用成功につながるケースも多数ある。
一方で、転職希望者の中には、応募前後において、「自身の経験・スキルが本当に活かせるのか」と言う不安や迷い、疑念を抱くケースも目立つ。
そのため、求人内容を具体的かつ詳細に(製品、役割、開発体制、必要な技術知識など)記載することや、選考中のコミュニケーションを通じて必要な人材像を正しく訴求していくことも併せて心がけたい。
年度末・年度初めに募集を開始したものの、採用活動に苦戦している場合、新規求人が多数発生していることも加味し、採用活動において採用ターゲットや選考フローなど、「何かを変える」ことも必要。

回路設計

ここがポイント

◆引き続き売り手市場。業務内容に加え条件面、キャリアステップなども含め入社先を吟味。
◆2018年5月~7月の新規求人数は2018年2月~4月比で115%。前年同期比152%。
◆スキルを限定しない、幅広い年齢層の採用を行うなど、幅広い母集団形成が重要。選考フローや面接内容の工夫も成功の鍵。

回路設計の登録者動向

回路設計の登録者詳細(2018年8月)

回路設計の登録者詳細(2018年8月)

回路設計分野は全体的に売り手市場が続いており、転職希望者にとって好機。
特に自動運転、ロボティクス、IoT(通信)など若手の育成が困難なアナログ回路全般、また信号処理、通信(アナログ/高周波/RF)、画像処理、FPGA関連などに関わるエンジニアは、引き合いが強い。
即戦力となり得る30代は選択肢が特に多いため、事業、業務内容で吟味した上で最終的には年収などの条件や企業の魅力で入社先を決めることが多い。
40代はスキル・経験がある一方で、採用に慎重になる企業も多い層であるため、転職希望者としては比較的条件を広げて求人を検討する傾向にある。
一方、第二新卒を含む20代は30代同様選択肢が豊富な状況であり、加えてまだキャリア展望が固まっていないことが多いため、今後のキャリアステップに関わる情報が求人の魅力につながるケースが多い。

回路設計の求人動向

回路設計の求人マーケット動向(2018年8月)

回路設計の求人マーケット動向(2018年8月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年2月1日~2018年7月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※2月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

業績好調な企業が多く、引き続きセンサーや信号処理、通信、画像処理、モーター、パワーエレクトロニクス分野の募集が増加。
アナログ回路設計の求人増加数が昨対比139%に対し、デジタル回路設計を募集する求人数は昨対比150%と大幅に増加。

回路設計の採用成功POINT

登録者数はどの世代も増加はしているものの、求人増加数を大きく下回る伸長率であり、有効求人倍率が高く採用難易度が高い職種の1つといえる。
幅広い年代で転職希望者が増加しているため、経験年数を問わない幅広い母集団形成が必要である。
また、このような状況から、自動車業界でもこれまでは業界出身者に限定した採用を行っていたが、出身業界は不問とし広く母集団形成を行っている傾向にある。
・ベテラン層の採用や雇用形態を転職希望者の状況に合わせて柔軟に検討する。
・育成を前提とした若手エンジニアの採用の検討も必要。
・業界にとらわれず経験を重視した母集団形成を行う。
・スキルを活かせる製品・業界が幅広いため、応募者には業界の魅力や自社製品の特長など、他社との差別化ポイントを伝え魅力を訴求することが効果的である。
・転職意欲がそこまで高まっていない転職希望者にも進んでアプローチする採用手法や口説きを前提とした選考を行う。

組み込み・制御設計

ここがポイント

◆引き続き完全な売り手市場。技術者派遣から大手メーカーに転職する事例も急増。
◆2018年5月~7月の新規求人数は2018年2月~4月比で125%。前年同期比132%。
◆採用要件、採用手法の柔軟な検討、転職希望者への情報提供の差別化が鍵。

組み込み・制御設計の登録者動向

組み込み・制御設計の登録者詳細(2018年8月)

組み込み・制御設計の登録者詳細(2018年8月)

自動運転、AI(人工知能・機械学習)、アルゴリズム、ロボティクス、IoT(通信)などの先進技術に携わり、エンジニアとしての市場価値を高めたいという志向性を持つ前向きな転職希望者が多い。したがって、先端技術が集積されている、自動車・ロボット・医療機器などの業界は特に人気。
技術者派遣での就業から、大手メーカーに転職する事例も急増している。
一方で、業務が多忙であることから、働き方改善を志向する方も一定数いる状況。

組み込み・制御設計の求人動向

組み込み・制御設計の求人マーケット動向(2018年5月)

組み込み・制御設計の求人マーケット動向(2018年8月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年2月1日~2018年7月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※2月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

求人ニーズは高止まりの状況が続いている。
メーカーでも自動車業界、電機業界、部品業界など幅広い業種で採用ニーズがあるだけでなくIT業界での採用意欲も高いため、まさに異業種混合の採用激戦区となっている。

組み込み・制御設計の採用成功POINT

<面接前>
・先進的な技術開発に携わりたい転職希望者も多いため、求人票などで事業展望や期待するミッション詳細など興味を持たせる十分な情報提供が必要である。
・母集団形成に苦戦する職種のため、転職フェア/求人広告/説明会兼選考会などのリアル型イベントの手法を駆使する。
・募集が集中する中堅層以外のベテラン層、若手ポテンシャル採用も積極的に検討する。
・異業界の経験者を積極的に検討し、職種軸で経験値を判断する。
<面接段階>
・希少な応募者に対しては選考期間や面接回数を短縮し、選考途中での離脱を防ぐ。
・面接内ではどのような業務に携われるか、スキルをどのように活かせるのかなど、応募者が就業をイメージできる情報提供が鍵となる。

品質管理(品質保証)

ここがポイント

◆売り手市場が続く。世代別では他機電系職種と比較し特に40歳代以上の登録が多く、30代の登録が少ない。
◆2018年4月~7月の新規求人数は2017年12月~2018年3月比で106%。前年同期比119%といずれも増加傾向。

◆丁寧に情報整理を行い、採用人物像のペルソナをしっかり立て、採用ターゲットが魅力に感じる情報を転職希望者に届けることが重要。

品質管理(品質保証)の登録者動向

品質管理(品質保証)の登録者詳細(2018年5月)

品質管理(品質保証)の登録者詳細(2018年8月)

登録者数は2018年2~4月と比較し5~7月は112%に増加。求人数も同様に増加しているため、引き続き売り手市場が続いている。
他機電系職種と異なるのが世代別登録者数の割合。特に40歳代以上の登録者が全体の約30%を占め、30代は他職種が約30%に対し全体の25%に留まる。
30代は特に売り手市場となることが予想されるため、一層の求人魅力化が必須。最終的には年収条件や福利厚生面で比較検討する方が多い。
40代は経験豊富な登録者が多いが、応募できる求人がそもそも少ないことから、内定企業にそのまま入社する方が多い。
20代の若手は今後のキャリアステップや研修制度等の情報があれば応募促進につながる。

品質管理(品質保証)の求人動向

品質管理(品質保証)の求人マーケット動向(2018年5月)

品質管理(品質保証)の求人マーケット動向(2018年8月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年2月1日~2018年7月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※2月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

事業戦略の転換により、「自動車市場への進出」など、異業界への参入や新規技術分野での事業展開を行う企業が増え、新たな分野への品質管理・品質保証対応およびシステム(仕組み)構築を進める目的の求人が目立つ。
そのため、技術分野や経験業務を限定したピンポイントなハードスキル重視の求人が多い。
また、海外進出や海外売上比率の上昇に伴い、語学スキル(英語)を求める傾向も強くなってきている。

品質管理(品質保証)の採用成功POINT

・丁寧な情報の整理
採用背景、採用者のミッション、採用企業の分業体制をしっかり言語化する必要がある。品質管理、品質保証は表現は同じであっても、企業ごとに細かく業務内容が異なるため、まず事実の整理をきちんと行うことが重要。
・採用人物像のペルソナ設定
上記情報の整理をもって、ミッションを遂行できる人材(目的の達成に寄与できる人材)がどのようなキャリアを築いてきた方なのかを具体的に言語化していくことが重要。また、比較的年齢層が高く、転職回数も多い登録者が多いため、過去の経験に捉われず、「採用する目的を果たせるかどうか」をベースとし、登録者の属性に合わせた採用要件を検討していく必要がある。
・ターゲットが魅力だと感じる求人情報
登録者の転職理由・応募動機についても想像することで、より適切なターゲティングと適切な求人の魅力化を実現していくことができる。採用することで、どのような課題がどう解決されるか、いかに登録者を必要としているか、を強く打ち出すことも重要。

生産技術・プロセスエンジニア

ここがポイント

◆引き続き、若手を中心に登録者数は増加傾向。日程調整には苦労が伴い、スピーディな選考が鍵。
◆2018年5月~7月の新規求人数は2018年2月~2018年4月比で122%。前年同期比163%。
◆異業種や職種未経験の若手までターゲットを拡げ、全国各地にいる登録者を想定した選考フローの構築が大切。

生産技術・プロセスエンジニアの登録者動向

生産技術・プロセスエンジニアの登録者詳細(2018年8月)

生産技術・プロセスエンジニアの登録者詳細(2018年8月)

20代の登録者が全体の48%を占めており、非常に若手の登録者が多い。また長期出張など多忙な方が多く、ワークライフバランスの改善を求める声も多い。
一方で、業績悪化や工場縮小にともなう先行き不安、開発経験や業務の新規性が乏しくなったことにより、エンジニアとしてスキルアップするために、転職活動をしている登録者も多い。
若手の生産技術者の中では、IoTや機械学習の導入を経験し、ソフトウェアに関わっている方など、経験は浅いが、さまざまな経歴を持つ方も見られる。トラブル対応/急な打ち合わせ/長期出張など、多忙な方が多く、面接調整は難攻するケースも多い。選考スピードが入社意向に直結しているケースも多く、選考回数1回の企業も増えている。

生産技術・プロセスエンジニアの求人動向

生産技術・プロセスエンジニアの求人マーケット動向(2018年8月)

生産技術・プロセスエンジニアの求人マーケット動向(2018年8月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年2月1日~2018年7月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※2月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

新規求人数は直近3カ月比および、前年比で大きく増加。
IoTやAIにかかわる新製品の開発や効率化・設備自動化・省人化をテーマにエンジニアの新規求人数の伸びが高い職種のうちの1つである。
好調な事業環境を背景とする、生産ラインの増設や、新工場開設などにより各製造業メーカーが積極的な設備投資を行っている影響が現れている。

生産技術・プロセスエンジニアの採用成功POINT

全技術系登録者のうち、同職種の経験者は10%程度と経験者の登録者数は決して多くない中で、新規求人数は他の技術系職種の新規求人数の平均より倍近く多い状況であり、職種未経験や異業界経験者の人材獲得は必須となっている。
電機・電子部品・半導体の各大手メーカーも異業種や未経験層を積極的に採用している傾向。特に拠点での採用となる場合は、当初から同地域を希望してる登録者だけでは母集団が限られるため、全国各地の転職希望者にアプローチする必要がある。遠方から選考を受ける応募者を想定し、周辺環境の見学ツアーを選考内で実施する企業もあり、大手メーカーも休日選考会や、地方求人の首都圏選考会を積極的に行うなど、選考プロセスの強化が採用成功の大きなポイントとなっている。
未経験者の面接を行う際には、応募者の活かせるスキルや経験を丁寧に説明し、意向醸成を図ることも重要である。優秀層のエンジニアに対しては、個人や特定個社のエンジニアに訴求するヘッドハンティングでの採用も活発に行われている。
・スキルアップの打ち出し整理や育成環境の整備を行い、異業種や未経験若手層もターゲットに含めること。
・全国各地の登録者を想定し、各地で求人の認知を高め、選考では遠方者も呼び込みやすいフローを構築すること。
・上位レイヤーを採用する際は、ヘッドハンティングやダイレクトソーシングなど各採用チャネルを検討すること。

フィールドエンジニア・カスタマーサポート

ここがポイント

◆引き続き登録者数は増加傾向。就業環境改善を求める声多数。
◆2018年5月~7月の新規求人数は2018年2月~2018年4月比で110%。前年同期比141%。
◆広く母集団を形成し、選考を通して「働くイメージ(扱う製品や、就業環境、社内のサポート体制など)をもってもらうことができるか」が重要である。

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの登録者動向

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの登録者詳細(2018年8月)

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの登録者詳細(2018年8月)

引き続き登録者数に対して、求人数の増加が上回っており、売り手市場が続いている。
出張や急な呼び出しなどで業務が多忙な方も多く、ワークライフバランスの改善を求める声がメイン。また年収などの待遇改善を求める声も依然として多い。
年齢にかかわらず、長期出張や転勤を避けたい方が増えており、短期出張(1~2日程度)や社内業務中心の職場環境を探す傾向がある。
求人側は若手であれば未経験や経験の浅い方でも通過となるケースが増えており、「整備経験(自動車含む)」「理系の素養」など最低限の要件を満たしていれば応募可能な求人が多数あるため、専門スキルを求める企業(語学、IT系の知識など)においては応募獲得が困難になりつつある。

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの求人動向

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの求人マーケット動向(2018年8月)

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの求人マーケット動向(2018年8月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年2月1日~2018年7月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※2月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

直近の業績好調、受注好調を背景に販売後のアフターメンテナンスに対応する人員が不足していることや、外資企業でのセールスに近しいフィールドエンジニアの求人が目立つ。
また、働き方改革で、時間外労働を削減する取り組みの一環として、人員確保による業務配分を行っている企業も出てきている。

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの採用成功POINT

働く環境を改善するために転職を希望している方が多く、最終学歴に偏りがないことも同職種の特徴である。
昨今のエンジニア求人のトレンドとして、他職種(設計や、生産技術職)の求人でも、若手の理系未経験者の採用を進めているため、母集団形成のためには、転職回数や学歴を幅広く検討し、人柄や意欲、バックグラウンドの知識・素養を重視したポテンシャル採用も検討する必要がある。
また選考の中では、扱う製品や就業環境、就業スタイル、社内のサポート体制などをしっかり訴求し、他社との差別化を図ることも重要。場合によっては応募意志不問の面談や、選考要素を含まない面談、入社意向上げを目的とした面談などの実施も効果的である。

設計職(建築・土木)

ここがポイント

◆20代を中心に登録者が増加。働き方改革や新技術など新しい流れに適応した企業に応募が集中。
◆2018年5月~7月の新規求人数は2018年2月~4月比で113%。前年同期比116%。
◆採用基準の緩和、柔軟な選考スケジュール調整、スピーディな対応などがこれまで以上に重要となる。

設計職(建築・土木)の登録者動向

設計職(建築・土木)の登録者詳細(2018年8月)

設計職(建築・土木)の登録者詳細(2018年8月)

・ボリュームゾーンは20代後半の第二新卒枠。主だった転職理由は、就業環境改善、年収改善、設計対象物の拡大、会社事業縮小によるもの。ミドル層以上においては、育休・介護休暇からの復帰や、リタイア後の活躍先を求める転職も増加している。
・就業環境改善では、会社としては働き方改革を推し進めるも、現場の業務量が変わらず逼迫、疲弊しているケースが少なくない。
・引き続きの好況感に支えられ、発注者やPM・CM業界求人が急増しており、求職者の選択肢が多様に拡大。
・就業環境改善のために、他業界も検討したいという登録者も多く、異業種も含め転職活動をする方も増えており、異業種が採用競合となることも増えている。
・大手ゼネコンや設計事務所においても、建築士等資格要件を外して、選考母集団を拡大、かつ選考回数を減らし、選考期間の短縮を進める企業にて採用好事例がみられる。
・本質的な働き方改革はもとより、選考母集団の拡大、採用フローの短縮化・早期化が求められる。

設計職(建築・土木)の求人動向

設計職(建築・土木)の求人マーケット動向(2018年8月)

設計職(建築・土木)の求人マーケット動向(2018年8月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年2月1日~2018年7月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※2月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

3月~4月の期の変わり目では落ち着きを見せていたが、5月以降は再び新規求人数、求人数共に大幅増加している。
会社規模の大小を問わず、建設関連企業では人手不足が顕著となり、求人数は高位安定している。

設計職(建築・土木)の採用成功POINT

・採用ターゲットと同様の経験を持つ即戦力層のみならず、経験が多少異なっていたり、資格保有の有無など、改めて採用基準を見直し、採用対象となる母集団を増やしていくことが重要なポイント。
・設計対象物の違い、携わることができる業務の幅など、業務の差別化だけでなく、働き方、給与水準などの面でも具体的に訴求していくことが大きなポイントになる。
・選考回数を減らすことや、平日夜間や土日祝日等での面接調整など、柔軟なスケジュール調整やスピーディに対応していくことも重要なポイントになる。

施工管理(建築・土木)

ここがポイント

◆就業環境改善を求める声が大多数。
◆2018年5月~7月の新規求人数は2018年2月~4月比で122%。前年同期比135%
◆転職希望者の個別事情に合わせて、選考の日時や場所など、柔軟かつスピーディな対応を行うことが重要となる。

施工管理(建築・土木)の登録者動向

施工管理(建築・土木)の登録者詳細(2018年8月)

施工管理(建築・土木)の登録者詳細(2018年8月)

転職理由は多岐にわたり、就業環境改善、人間関係、施工対象物の拡大、年収拡大などがメイン。その中でも特に若年層では、本人の意向だけでなく配偶者の意向による育児参加などへの要望から、就業環境改善を叶えたいという転職理由も多くある。
「働き方改革」に伴い、企業によって環境・制度整備の進み具合に大きく差が出ており、転職希望者からも就業環境改善に関する動きがあるかといった質問の声が多々みられる。
そのため、施工管理者の業務時間低減のため、ICT機器の活用や事務作業の効率化・アウトソース化を図る企業に関心が集まる傾向にある。
また、企業としてオリンピック後の事業展望を重視される方も増えており、面接において将来のあり方をイメージさせられるかどうかがカギとなる。

施工管理(建築・土木)の求人動向

施工管理(建築・土木)の求人マーケット動向(2018年5月)

施工管理(建築・土木)の求人マーケット動向(2018年8月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年2月1日~2018年7月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※2月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

前四半期から増加傾向にあったが、5月以降はさらに加速し、新規求人は大幅に増加、求人数全体も増加している。
建設関連企業の中でも施工管理職の人手不足は顕著で、企業の採用意欲が非常に高い職種となっている。

施工管理(建築・土木)の採用成功POINT

施工管理業務に携わっている方は、非常に多忙でなかなか面接時間を確保することが難しいケースが多く、転職希望者個別の事情やタイミングに合わせて、選考の日時や時間帯、場所、回数、方法など、柔軟に調整していくことが重要となる。
工事対象物の用途・構造・規模や、携わることのできる業務の幅広さなど、業務における魅力はもちろん、施工管理業務経験者の転職理由として多い就業環境の改善、年収水準の改善なども考慮して、具体的な訴求ポイントを整理して伝えていくことも大きなポイントとなる。

研究開発(化学)

ここがポイント

◆登録者数は増加傾向だが、引き続き転職には慎重な姿勢であり、「情報収集としての転職活動」が増えている。
◆2018年5~7月の新規求人数は2018年2~4月比で110%。前年同期比127%。
◆①募集要件を詳細に擦り合わせ、ターゲットを明確化させること②転職希望者が求める情報を可能な限り求人票へ記載すること。

研究開発(化学)の登録者動向

研究開発(化学)の登録者詳細(2018年8月)

研究開発(化学)の登録者詳細(2018年8月)

研究開発職の登録者は2~4月と比較し、110%の増加となっており、26歳~35歳の若手で50%程度、次いで40代が20%程度と年齢の傾向は変わっていない。
転職回数0回の方は全体の66%、1回までの方を含めると81%と、他の職種に比して転職回数が少なく、初めての転職となるケースが多い傾向も変わらず続いており、転職活動に際しても、非常に慎重なスタンスの方が多い。
結果として、現職に何らかの不満は抱えつつも、自身が特別興味を持っている企業に応募先を絞るケースや、自身の今後のキャリアにどのような可能性があるのかを探ってみたいという、あくまでも情報収集観点での転職活動を行う方が増えている。また、20代の若手研究開発者に関しては、学生時代の研究の流れで就職先を決めたものの入社後にギャップを感じるケースがあり、研究開発職以外の未経験職種に挑戦することも散見される。
業界として活況である自動車や半導体に関連する素材、材料、製品の研究開発経験・スキルを有する方は、依然として転職先を選べる「売り手」の状況にある。

研究開発(化学)の求人動向

研究開発(化学)の求人マーケット動向(2018年8月)

研究開発(化学)の求人マーケット動向(2018年8月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年2月1日~2018年7月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※2月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

業界全体として業績が好調であり、売上増に伴う増員採用を加速させる動きが強い。
新卒採用の文化が強い業界であるが、新卒採用の苦戦により第二新卒採用へ舵を切るケースが見受けられる。
各社が掲げる注力分野のなかでもとりわけ、「自動車領域」「ヘルスケア領域」「電池材料領域」などにおいて、求人増の傾向が強い。

研究開発(化学)の採用成功POINT

化学マーケットは分野が多岐にわたり、求める経験・能力が限定的であることが多いため、他職種と比較をし、募集要項を明確化させることが必須である。
前述通り転職意欲が高くない、志向性として慎重な登録者が多い傾向にあるため、できる限り密度の高い情報提供が求められる。
・採用部署の現場社員と転職希望者の要件をしっかりとすり合わせ、要件を言語化し、求人票へ落とし込む。
・研究開発のテーマ、研究環境、就業環境、キャリアステップ、社風など、会社HPでは確認できないようなリアルで詳細な情報を提供する。
・転職意欲が高くない方も多いため、見極める選考だけではなく、面談形式の情報提供ができるような場を作ることも大切。

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