不動産業界・中途採用マーケットレポート(2019年3月発行)

2019年3月発行
業界別マーケットレポート

不動産業界

不動産業界中途採用マーケットレポートは、dodaに登録いただいた求人と登録者から、不動産営業職および不動産専門職についての登録者動向・求人動向・採用ポイントをまとめたレポートです。

不動産営業職

ここがポイント
  • 依然、登録は順調に推移。
  • 個人向けの営業職を中心に右肩上がりで増加中。
  • 採用ターゲットにピンポイントで伝わる魅力訴求がカギ。

不動産営業職の登録者動向

登録者詳細
不動産営業職の登録者詳細(2019年3月)

※対象:2018年12月1日~2019年2月28日にdodaにご登録いただいた方

業種別の登録者数を見ると、構成にあまり変化はなく不動産仲介、住宅(ハウスメーカー)の順で登録者数が多い。
4月以降は期末の追い込みを終え、再度、不動産仲介経験者の活動が活発になるタイミングとなるため、登録者数自体の増加だけでなく、積極的に転職活動に取り組む登録者も増えると予想される。

不動産営業職の求人動向

求人マーケット動向
不動産営業職の求人マーケット動向(2019年3月)

対象:2018年9月1日~2019年2月28日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※9月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

不動産営業職の直近3カ月における求人数は、 2018年9月~11月対比で105%と増加。特に不動産仲介やハウスメーカーなどの求人が増加しており、新卒採用難航の影響を受け、第二新卒層を中途採用しようという動きが強まっている。

不動産営業職の採用成功POINT

異業界(特にIT、人材サービス系)の営業職求人数が増え続けており、採用競合となる企業が非常に多い状況。
不動産業界の営業職の方は引く手数多な状況で、適切な要件定義を行い、母集団を広げることと、不動産業界ならではの魅力を明確にすることが重要。さらに、業界未経験者に対しては、不動産業界に抱かれがちなノルマや休日、給与体系などの先入観を払拭し、リアルな情報を適切に届けることがポイント。

不動産専門職

ここがポイント
  • 不動産専門職の登録者は業種別で見ると66%が不動産管理。
  • 依然として、リーシング、プロパティマネジメント、不動産管理関連の求人増加が続く。
  • 適切な要件定義、採用手法の拡大がポイント。

不動産専門職の登録者動向

登録者詳細
不動産専門職の登録者詳細(2019年3月)

※対象:2018年12月1日~2019年2月28日にdodaにご登録いただいた方

保有資格を見ると資格未取得者が78%と多く、意外にも宅建・管理業務主任者の資格保有割合は少ない。そのため転職先も資格の保有・非保有者で異なり、保有者は不動産・マンション管理業、非保有者は不動産以外の業界に転職する事が多い。

不動産専門職の求人動向

求人マーケット動向
不動産専門職の求人マーケット動向(2019年3月)

対象:2018年9月1日~2019年2月28日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※9月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

不動産専門職の直近3カ月における求人数は、 2018年9月~11月対比で109%と増加。
マンションや商業施設関連のポジションが活況で、2019年2月は直近1年間で最大の求人数となっており、採用難易度が上昇している。

不動産専門職の採用成功POINT

経験者採用や資格必須の求人が多い中で、譲れない条件や最低限必要となる要件をどこに定めるのかを見極め、適切に要件定義することが重要。また、社員紹介(リファラル)やスカウト型のサービスなど、人材紹介サービス以外の採用手法も並行して実施しているケースや、50代以上のシニア層に対して雇用形態を契約や嘱託社員などに変更して採用するケースも増加している。

過去のレポート

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