不動産業界・中途採用マーケットレポート(2019年12月発行)

2019年12月発行
業界別マーケットレポート

不動産業界

不動産業界中途採用マーケットレポートは、dodaに登録いただいた求人と登録者から、不動産営業職および不動産専門職についての登録者動向・求人動向・採用ポイントをまとめたレポートです。

不動産営業職

ここがポイント
  • 繁忙期を前に登録者数は増加傾向
  • 個人向けの営業職を中心に右肩上がりで増加中
  • 採用ターゲットにピンポイントで伝わる魅力訴求がカギ

不動産営業職の登録者動向

登録者詳細
不動産営業職の登録者詳細(2019年12月)

※対象:2019年9月1日~2019年11月30日にdodaにご登録いただいた方

不動産営業職、特に不動産仲介の営業職は3月の繁忙期を前に転職先を決めたいという方が多い。
登録者の出身業界構成は不動産仲介(41%)、ハウスメーカー(23%)、不動産管理(11%)と大きな変化はない。

不動産営業職の求人動向

求人マーケット動向
不動産営業職の求人マーケット動向(2019年12月)

対象:2019年6月1日~2019年11月30日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※6月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

不動産営業職の求人数は増加傾向が続き、採用ニーズは引き続き高い水準で推移。
特に働き方改革推進による営業増強のニーズと、新卒採用難航による新卒→中途採用へシフトするニーズで個人向け営業の求人が増加しており、2019年11月の求人数は直近1年間で最多となっている。第二新卒層の採用を各社積極的に行っている状況。
一方、法人営業の採用ニーズは横ばいのため、個人向け営業と比較すると採用しやすい状況。

不動産営業職の採用成功POINT

異業界の営業職求人数が増え続けており、採用競合となる企業が非常に多い状況。
不動産業界の営業職経験者は引く手数多な状況で、適切な要件定義を行い、母集団を広げることと、不動産業界ならではの魅力を明確にすることが重要。さらに、業界未経験者に対しては、不動産業界に抱かれがちなノルマや休日、給与体系などの先入観を払拭し、リアルな情報を適切に届けることがポイント。

不動産専門職

ここがポイント
  • 不動産専門職の登録者の約6割が不動産管理
  • 依然として、リーシング、プロパティマネジメント、不動産管理関連の求人増加が続く
  • 適切な要件定義、採用手法の拡大がポイント

不動産専門職の登録者動向

登録者詳細
不動産専門職の登録者詳細(2019年12月)

※対象:2019年9月1日~2019年11月30日にdodaにご登録いただいた方

登録者数は9月・10月に若干減少したものの、11月に復調。11月は直近半年で最多の登録者数となった。
登録者の出身業界構成は不動産管理(63%)、ディベロッパー(22%)、不動産仲介(9%)となっており、不動産管理経験者の割合が過半を占める。

不動産専門職の求人動向

求人マーケット動向
不動産専門職の求人マーケット動向(2019年12月)

対象:2019年6月1日~2019年11月30日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※6月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

不動産専門職の求人数は引き続き高い水準で推移。
特にマンションや商業施設関連の管理ポジションが活況で、2019年11月は直近1年間で最大の求人数となっており、採用難易度が上昇している。

不動産専門職の採用成功POINT

経験者採用や資格必須の求人が多い中で、譲れない条件や最低限必要となる要件をどこに定めるのかを見極め、
適切に要件定義することが重要。
また、社員紹介(リファラル)やスカウト型のサービスなど、人材紹介サービス以外の採用手法も並行して実施しているケースや、50代以上のシニア層に対して雇用形態を契約社員や嘱託社員などに変更して採用するケースも増加している。

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