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レポート

ITエンジニア<br>中途採用マーケットレポート(2018年3月発行)

ITエンジニア<br>中途採用マーケットレポート(2018年3月発行)

2018.03.28

業種別マーケットレポート

2018年3月号

ITエンジニア中途採用マーケットレポートは、dodaに登録いただいた求人・登録者から、下記の職種の登録者動向・求人動向・採用ポイントをまとめたレポートです。

目次

・コンサルタント(業務/IT)
・業務系SE/PG
・Webサービス系プロジェクトマネジャー・エンジニア
・サーバエンジニア
・ネットワークエンジニア
・データベースエンジニア
・データサイエンティスト

コンサルタント(業務/IT)

ここがポイント

◆登録者数は一旦増加したものの横ばい傾向。
◆求人数は横ばい傾向。4月からは社内SEニーズが増加。
◆来年度、6月~8月でいかに採用活動に注力し、選考を進められるかが勝負。

コンサルタント(業務/IT)の登録者詳細(2018年3月))

コンサルタント(業務/IT)の登録者詳細(2018年3月))

コンサルタント(業務/IT)の求人マーケット動向(2018年3月))

コンサルタント(業務/IT)の求人マーケット動向(2018年3月)

【データ概要】
▼登録者詳細
対象:2017年9月1日~2018年2月28日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※9月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

コンサルタント(業務/IT)の登録者動向

2017年10~12月にかけて、登録者数は横ばい、2018年1月には前月比1.5倍まで大きく伸長したものの、2月には2017年10~12月と同水準に低下。3月も横ばいと推測される。
登録者属性としては、35歳以下が全体の58%(9月~11月比で10pt増)となり、年度末に向けて若手~中堅クラスの行動が活発化している。

コンサルタント(業務/IT)の求人動向

IT業界全般としては依然として採用ニーズは高いが、2018年に入り、前年同期比では減少、横ばい傾向となっている。
ただ、以前と比較してシニア層の採用拡大が進み、優秀な方であれば採用に至るケースが増えている。
また、業種別に見ると2018年1月以降、コンサルティング会社、SIerを中心に求人数が増加。4月以降は新年度の採用計画が整った社内SE求人が増加する見込
み。

コンサルタント(業務/IT)の採用成功POINT

個人にとっても、法人にとっても、ライバルの採用活動が本格化してくる5月以降にドライブをかけられるかが勝負となる。
ターゲットに関しては、若年層の登録者数が増えているものの、レッドオーシャンな状況は続くため、組織や経営状況を見た上で適切に採用条件を緩和することが引き続き優位となる。

業務系SE/PG

ここがポイント

◆4月入社に向けて登録者数が増加。若年層が50%を占める。
◆求人数は微増、今後も緩やかに推移する見込み。
◆採用難易度は引き続き上昇。スピード感や要件定義だけでなく、意向醸成が必須。

業務系SE/PGの登録者詳細(2018年3月))

業務系SE/PGの登録者詳細(2018年3月))

業務系SE/PGの求人マーケット動向(2018年3月))

業務系SE/PGの求人マーケット動向(2018年3月))

【データ概要】
▼登録者詳細
2017年9月1日~2018年2月28日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※9月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

業務系SE/PGの登録者動向

12月に落ち込んだ登録者数も年明け以降順調かつ大幅に回復。
昨年度と比較し、30歳以下の登録者数が増加傾向にある。

業務系SE/PGの求人動向

依然として、エンジニア採用に意欲的な企業が多い中で、エンジニアの絶対数が大幅に不足している状態。
経験者採用はもちろん、学生時代の専修科目におけるエンジニア経験や自己研鑽を行う転職希望者をターゲットとした求人が増加傾向にある。

業務系SE/PGの採用成功POINT

エンジニアから人気が高い社内SEへの転職成功事例が増加傾向にあり、SIerやソフトハウス会社の採用成功の難易度が上がっている状態。
面接の段階から転職希望者の意向醸成に力を入れ、志望度を高めていくことが採用成功の肝になっている。
また、土曜日を利用した一日で完結する選考会を実施する企業が増加しており、今後もエンジニアの採用はより活発になる見込み。

Webサービス系プロジェクトマネジャー・エンジニア

ここがポイント

◆登録者数は10月以降増加傾向。期初にかけて微増もしくは現状維持が見込まれる。
◆求人数は引き続き増加傾向。今後も増加する見込み。
◆『志向性』や『のびしろ』に焦点を当てた採用がポイント。面接時の柔軟な対応も必要となる。

Webサービス系プロジェクトマネジャー・エンジニアの登録者詳細(2018年3月))

Webサービス系プロジェクトマネジャー・エンジニアの登録者詳細(2018年3月))

Webサービス系プロジェクトマネジャー・エンジニアの求人マーケット動向(2018年3月))

Webサービス系プロジェクトマネジャー・エンジニアの求人マーケット動向(2018年3月))

【データ概要】
▼登録者詳細
対象:2017年9月1日~2018年2月28日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※9月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

Webサービス系プロジェクトマネジャー・エンジニアの登録者動向

登録者数は10月以降増加傾向であり、期初にかけても微増もしくは現状維持が見込まれる。
また、引き続き35歳以下の若年層の登録者数が75%を占めており、即戦力性を問う採用よりも、ポテンシャルに懸けた採用を行う事例も多く見られる。
若年層においては、経験が多少不足していても各社の採用要件が集中するため、引き合いは非常に強い。
転職希望先として、社内情報システム部門を志望するケースも増加している。

Webサービス系プロジェクトマネジャー・エンジニアの求人動向

毎月の求人数は増加し続けており、事業会社の新規BtoCサービス企画やスマホアプリの導入による人員不足が多く見られる。
特にECサイトやネイティブアプリ、ゲーム開発需要は継続して高く、エンジニアが不足している状態。
そのため、各企業において即戦力ではなく育成型の採用(ポテンシャル採用)に注力しており、業務系システム開発経験者からの転向事例も複数見られる。

Webサービス系プロジェクトマネジャー・エンジニアの採用成功POINT

Webサービス系のエンジニア採用は「BtoCサービスに携わりたい」という志向を持つ業務系開発経験者や、若手未経験者の学習意欲を重視するケースが多い。
母集団が少ないこともあり、志向性が一致している転職希望者を採用し、自社で育成する傾向がみられる。
そのため業務スキルだけではなく普段からの自己研鑽が採用のポイントとなっている。
加えて、特に業務多忙な傾向が強く見られるため、土日面接の実施、面接回数を1回に集約するなどの柔軟な対応が求められる。
また、面接時には自社サービスの魅力や今後の事業計画などを伝え意向形成を図るなど、選考内容にも柔軟性が必要となる。

サーバエンジニア

ここがポイント

◆登録者数は12月に落ち込んだものの、1~2月にかけて持ち直している。
◆全体的な傾向として採用活動が積極化。それに伴う求人の増加傾向が続く。
◆選考スピード、採用ターゲットの口説きが重要。

サーバエンジニアの登録者詳細(2018年3月))

サーバエンジニアの登録者詳細(2018年3月))

サーバエンジニアの求人マーケット動向(2018年3月))

サーバエンジニアの求人マーケット動向(2018年3月))

【データ概要】
▼登録者詳細
対象:2017年9月1日~2018年2月28日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※9月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

サーバエンジニアの登録者動向

登録者数は前四半期に比べ12月は減少しているが、1~2月に一定回復しており、年度が切り替わる4月入社に向けて転職意向が高まっている登録者が多くみられる。
年度初めは多忙な転職希望者も多く、転職意向の高い転職希望者の選考を優先することが重要。
転職先の希望として、インフラエンジニアを選択して登録する方が多いものの、カウンセリングでは7割・8割の方が社内SEを希望する傾向は変わらない。
30代後半~40代の登録者数も多いので、自社の組織構成に応じてミドル層のポジションを作り出すことも他社との差別化につながる可能性が高い。

サーバエンジニアの求人動向

登録者数は増減がある一方で、求人数は前四半期よりも伸びており、引き続き増加傾向にある。
高年収、ブランド力のある大手企業でも採用数が増えており、大幅に採用要件を見直す動きもある。
社内SEや自社サービスに携われるサーバエンジニア職での採用決定も多く、社内SE求人については、製造業、消費財、金融などを中心に、各業界の大手企業が募集をしており、人気が殺到している。
SIerの採用においては、クラウドなどに代表される最新技術が習得できるとアピールしたり、福利厚生などの働きやすさをアピールする求人も増えている。

サーバエンジニアの採用成功POINT

登録者数の増加よりも求人数の増加が顕著であり、熾烈な採用競争が続いているが、転職希望者から見るとキャリアアップが期待できるマーケット。
そのため、希望に合致する企業に絞って応募を行う転職希望者が増えている。
選考のスピード(調整・選考結果出しのスピード)、採用要件の見直し(現場との目線のすり合わせ)、採用ターゲットへの口説き、といった点が引き続き重要。
採用ターゲットの口説きに関しては、内定フェーズで行うよりも、他社よりも早く接点を持ち、1次面接フェーズから魅力を訴求し、転職希望者にとってのメリットを感じてもらえると優位に採用活動を進めることができる。

ネットワークエンジニア

ここがポイント

◆1月の登録者数増加は一時的、平均では微増傾向。
◆技術トレンドやキャリアパスの分かりやすい訴求ができている求人が人気。
◆求人情報の詳細化や、キャリアの広い可能性を訴える求人情報が必要。

ネットワークエンジニアの登録者詳細(2018年3月))

ネットワークエンジニアの登録者詳細(2018年3月))

ネットワークエンジニアの求人マーケット動向(2018年3月))

ネットワークエンジニアの求人マーケット動向(2018年3月))

【データ概要】
▼登録者詳細
2017年9月1日~2018年2月28日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※9月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

ネットワークエンジニアの登録者動向

例年1月に登録者が大幅に増加する傾向にあり、本年度も同様に9月比で約1.7倍となった。1月を除くと、年度を通じて横ばいの状況が続いている。4月以降もこの流れが続くとみられ、ここ数年続いている転職活動者増加の傾向は継続するも、その増加率は逓減する傾向と考えられる。
昨四半期に続き40代以上の登録者も多く、この数年間で転職を経験した方が再度活動する機会も多くみられるようになった。リーマンショック以降の転職売り手市場を経験した方の再転職が今後は増える可能性がある。
人気の技術トレンドとして、引き続きクラウドやIoTといった先端技術に人気が集まっている。専門性が固定化しやすいIT業界だが、専門領域の幅を広げたいといった声も聞かれ、ソリューション提供が多い求人に関しても人気が高い。

ネットワークエンジニアの求人動向

求人数は継続して微増傾向。昨四半期末から比較して10%程度高い水準となっている。引き続きセキュリティ関連求人の引き合いは強く、求人の中にはネットワークエンジニア技術者をセキュリティエンジニアとして採用し、キャリアの幅を広げられるものも増えてきている。
一方でそれ以外の点では求人内容に目立った進展がなく、抽象的な業務内容になっているものも少なくない。先端技術や個人のスキル向上に関する求人に人気が集まるため、転職希望者の興味を引くことができるように職種名や求人内容を見直すことが必要。また、求人内容を具体的に記載することで、キャリアパスや業務の魅力が伝わり人気が出るケースもある。

ネットワークエンジニアの採用成功POINT

ITエンジニア領域の中でも、ネットワークエンジニアの業務内容は抽象的なものが多く、転職希望者にとって魅力的な情報があいまいになってしまっていることが多い。工数がかかっても、求人票の内容をより具体化し、現場業務の魅力を訴えていくことが重要。
また面接時においても、直近の業務内容にフォーカスするだけではなく、転職することで広がる技術の幅、マネジメントレイヤーへのキャリアパスなど、将来関われる業務に対する訴求が重要になっている。実際に面接時の印象を重視する転職希望者は多く、選考終盤では訴求が間に合わないケースが多いため、求人情報や1次面接での情報提供力、選考フローの早期化が大きなカギとなっている。

データベースエンジニア

ここがポイント

◆依然として登録者数の絶対数は少ないが、2017年12月と比較すると増加傾向。
◆求人数は微減ではあるが、今後は微増傾向の見込み。
◆選考スピードと採用ターゲットを広げることが採用成功の鍵。

データベースエンジニアの登録者詳細(2018年3月))

データベースエンジニアの登録者詳細(2018年3月))

データベースエンジニアの求人マーケット動向(2018年3月))

データベースエンジニアの求人マーケット動向(2018年3月))

【データ概要】
▼登録者詳細
対象:2017年9月1日~2018年2月28日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※9月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

データベースエンジニアの登録者動向

2017年12月と比較すると2018年1月~2月の登録者数は約3割増加となった。
しかしながら、もともと転職市場にデータベースエンジニアの数が少ない状況に変化は無く、今後も微増・微減を繰り返すと予想される。
年齢別登録者では41歳以上が全体の約3割を占め、2017年9月~11月よりも13pt増加している。

データベースエンジニアの求人動向

求人数は他のインフラ系職種(サーバ/ネットワーク)と比べて大幅に少ない状況に変わりは無い。
直近3か月は微減となっているが、依然としてマーケットからのニーズは強く今後は増加する見込み。
今回の求人数微減については、マーケットからのニーズが無くなったのではなく、採用戦略見直しなどの期末要因であり、一時的なものだと想定される。

データベースエンジニアの採用成功POINT

採用ターゲットの絶対数が他のインフラ系職種と比べて少ないため、相対評価よりも絶対評価で判断し、スピード感をもって採用を進めることが重要。
また、即戦力となる転職希望者の採用競争は激化することが想定されるため、若年層まで採用要件を広げ、ポテンシャル採用を検討することも採用成功の鍵となる。

データサイエンティスト

ここがポイント

◆登録者は微増したものの依然として少ない状況。
◆求人数は横ばい。引き続きニーズは高まり続けているため今後も増加する見込み。
◆エンジニアを育成する方針で採用することが成功へのカギ。

データサイエンティストの登録者詳細(2018年3月))

データサイエンティストの登録者詳細(2018年3月))

データサイエンティストの求人マーケット動向(2018年3月))

データサイエンティストの求人マーケット動向(2018年3月))

【データ概要】
▼登録者詳細
対象:2017年9月1日~2018年2月28日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※9月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

データサイエンティストの登録者動向

30代、40代の登録者数は増加したものの、データサイエンティストとして豊富な経験を持った登録者はわずかしか増えておらず、母集団は極めて少ない。
今後、各社のニーズが高まるのに伴い転職希望者も増加する可能性があるが、経験豊富なデータサイエンティストが転職市場に流出する時期はまだ先と想定される。
一方で、分析に興味を持ち、実務での経験はないものの独学で統計や分析手法を学んでいるエンジニアは増えており、エンジニアからデータサイエンティストへの転向を希
望する事例も増えてきている状況。

データサイエンティストの求人動向

各企業がデータ分析を軸とした経営方針を強めている背景もあり、業界問わず求人数は増加し続ける可能性は高い。
しかし、企業のニーズに合致する経験者が少ないため供給が追い付かない状況。
そのため採用ターゲットをエンジニア経験者とする企業がほとんどである。

データサイエンティストの採用成功POINT

市場に経験者が少ないことにより、即戦力採用は非常に難しい状況。
データ分析業務に興味を持ち、独学で学習しているエンジニアが増えてきていることや、大学・大学院にて研究でデータ分析を用いた経験がある理系出身のエンジニアに焦点を絞り、自組織で育成する方向でポテンシャル採用することが成功のポイントといえる。

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