モノづくりエンジニア中途採用市場レポート(2018年11月)|doda(デューダ)中途採用をお考えの法人様へ

レポート

モノづくりエンジニア<br>中途採用マーケットレポート(2018年11月発行)

モノづくりエンジニア<br>中途採用マーケットレポート(2018年11月発行)

2018.12.06

業種別マーケットレポート

2018年11月号

モノづくりエンジニア中途採用マーケットレポートは、dodaに登録いただいた求人・登録者から、下記の職種の登録者動向・求人動向・採用ポイントをまとめたレポートです。
※該当職種:機械設計、回路設計、組み込み・制御設計、品質管理(品質保証)、生産技術・プロセスエンジニア、フィールドエンジニア・カスタマーサポート、設計職(建築・土木)、施工管理(建築・土木)、研究開発(化学)

目次

・機械設計
・回路設計
・組み込み・制御設計
・品質管理(品質保証)
・生産技術・プロセスエンジニア
・フィールドエンジニア・カスタマーサポート
・設計職(建築・土木)
・施工管理(建築・土木)
・研究開発(化学)

機械設計

ここがポイント

◆登録者数は微減。転職希望者は条件面に加えて将来性、成長性も重視。
◆2018年8月~10月の新規求人数は2018年5月~2018年7月比で97%。前年同期比131%。
◆採用基準を緩和して幅広く検討する一方で必要な人材像を正しく訴求する。採用に苦戦している場合は、どこに課題があるのかを振り返り、何かを変えることが重要。

機械設計の登録者動向

機械設計の登録者詳細(2018年11月)

機械設計の登録者詳細(2018年11月)

登録者数は前四半期と比較して微減、一方求人数は微増しており売り手市場は継続している。
内訳をみると20代が49%と最も多く、第二新卒と呼ばれる25歳以下が17%を占める。次いで30代が30%と続いており、若手の転職意欲が高いことがうかがえる。
20代後半~30代の一定の経験を持った転職希望者にとっては選択肢が非常に多い市況であり、また即戦力と呼べるほどのスキルがまだ身につかない20代半ばまでの転職希望者にとっても、育成を前提とした採用を検討する企業は多く、選択肢は豊富。仕事内容、年収、勤務地などの条件面に加えて業界、企業の将来性や技術分野の成長性等も含めて吟味する傾向が強い。

機械設計の求人動向

機械設計の求人マーケット動向(2018年11月)

機械設計の求人マーケット動向(2018年11月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:対象:2018年5月1日~2018年10月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※5月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

2018年8月~10月の新規求人数は、2018年5月~2018年7月比で97%と微減ではあるものの、下期になって新規求人が増えつつある状況である。
機械設計を募集する上位3業種は、「産業用装置(工作機械・半導体製造装置・ロボットなど)」、「技術系アウトソーシング(特定技術者派遣)」、「自動車部品」となり、
事業環境好調による人手不足、増員ニーズが目立つ。上位3業種以外にも幅広い業種でニーズがあり、エンジニア求人の中でも求人数が上位の職種である。
トピックスとしては、単なる設計に留まらず、市場分析から企画立案など製品開発の上流を担うような求人や、部品単位やユニット単位に業務が分解・細分化された求人が発生するなど、引き続き求人内容の多様化傾向が目立つ。また、休日選考会の実施や未経験・第二新卒向け求人など、募集方法を工夫する企業が増えつつある。

機械設計の採用成功POINT

登録者数は相対的に多いものの、求人数も同様に多いのが機械設計領域。転職希望者への最大限のアプローチと、他社求人との差別化がポイントとなる。
母集団形成~書類選考~面接にかけては、可能な限り対象を広げ、転職希望者の経験・スキル(技術・製品領域など)と求人内容との親和性を見出す採用スタンスが求められる。
採用要件を広げる方法としては、技術・製品領域は勿論だが、転職回数などスキル以外も重要。視野を広げることで採用成功につながるケースも多数ある。
一方で、転職希望者の中には、応募前後において、「自身の経験・スキルが本当に活かせるのか」という不安や迷い、疑念を抱くケースもある。そのため、求人内容を具体的かつ詳細に(製品、役割、開発体制、必要な技術知識など)記載することや、選考中のコミュニケーションを通じて必要な人材像を正しく訴求していくことも併せて心がけたい。
採用活動に苦戦している場合は、自社の求人・採用活動のどこに課題があるのかを見いだし、採用ターゲットや選考手法など、「何かを変える」ことが重要。
(例:面接が調整できず辞退が多い、勤務地が遠方で応募が少ない場合には、面接に休日に選考を行う など)

回路設計

ここがポイント

◆登録者数は、横ばいの傾向が続く。売り手市場が過熱している。
◆2018年8月~10月の新規求人数は2018年5月~7月比で約114%。前年同期比170%。
◆スキル・年齢を限定しない幅広い母集団形成が重要。選考フローや面接内容の工夫も成功の鍵。

回路設計の登録者動向

回路設計の登録者詳細(2018年11月)

回路設計の登録者詳細(2018年11月)

回路設計エンジニアは出張や業務過多で多忙な方が多い。そのため週末にセミナーや面接を実施している企業は有利に選考を進められている印象がある。
登録者の転職理由としては、現職の長引く業績悪化に伴うものが多い。
30歳前後の方の中には、プロジェクトマネジメントやBtoC向けの商品企画に強みを持つエンジニアが見られる。
総じて、若手のエンジニアは、スキルレベルが高い方は希少であり、取りまとめ業務や評価がメイン業務となっている方が多い。
一方で、35歳以上の方の中には、メモリやアナログ半導体など半導体自体の設計者も転職活動をしているケースが見られる。
35歳以上の半導体設計者は即戦力性の観点から転職活動に苦労しているケーも多いが、ポテンシャルが高く、キャッチアップが早い傾向から、採用に踏み切る企業もあり、半導体商社の採用活動が活発なため、設計者からFAEへキャリアチェンジする転職希望者も見られる。

回路設計の求人動向

回路設計の求人マーケット動向(2018年11月)

回路設計の求人マーケット動向(2018年11月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年5月1日~2018年10月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※5月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

スマートフォンの新型発表なども影響し業績好調な企業が多く、引き続きセンサーや信号処理、通信、画像処理、モーター、パワーエレクトロニクス分野の募集が増加している。

回路設計の採用成功POINT

登録者数はどの世代も増加はしているものの、求人増加数を大きく下回る伸長率であり、有効求人倍率が高く採用難易度が高い職種の1つといえる。
登録者の年代はバラつきが大きいため、経験年数を問わない幅広い母集団形成が必要である。
自動車業界ではこれまで業界出身者に限定した採用を行っていたが、このような状況を受けて出身業界は不問とし広く母集団形成を行っている傾向にある。
・ベテラン層の採用や雇用形態を転職希望者の状況に合わせて柔軟に検討する。
・育成を前提とした若手エンジニア採用の検討も必要。
・業界にとらわれず経験を重視した母集団形成を行う。
・スキルを活かせる製品・業界が幅広いため、応募者には業界の魅力や自社製品の特長など、他社との差別化ポイントを伝え魅力を訴求することが効果的である。
・転職意欲がそこまで高まっていない転職希望者にも進んでアプローチする採用手法や口説きを前提とした選考を行う。

組み込み・制御設計

ここがポイント

◆数少ない登録者を奪い合う圧倒的な売り手市場。技術者派遣から大手メーカーに転職する事例も急増。
◆2018年8月~10月の新規求人数は2018年5月~7月比で110%。前年同期比156%。
◆柔軟な必須要件と採用手法の検討、転職希望者への情報提供の差別化が鍵。

組み込み・制御設計の登録者動向

組み込み・制御設計の登録者詳細(2018年11月)

組み込み・制御設計の登録者詳細(2018年11月)

求人数が過去最高を更新し続けている一方で、登録者数は微減傾向。応募をすると即座に複数企業で選考が進み、転職先が決まっていく売り手市場。
志向性としては、自動運転、AI(人工知能・機械学習)、アルゴリズム、ロボティクス、IoT(通信)などの先進技術に携わり、エンジニアとしての市場価値を高めたいという志向性を持つ前向きな転職希望者が多い。したがって、先端技術が集積されている、自動車・ロボット・医療機器などの業界は特に人気。独自技術や先進的な製品を持つベンチャー企業などを志向する方も見られる。一方で、業務が多忙であることから、働き方改善を志向する方も一定いる状況。
技術者派遣会社での就業から、大手メーカーに転職する事例も急増。
年齢に対してスキル経験年数が少ない方、転職回数が多い方は転職活動に苦労をしているケースもあり、こういった人材の活用について検討することで採用成功率が高まると考えられる。

組み込み・制御設計の求人動向

組み込み・制御設計の求人マーケット動向(2018年5月)

組み込み・制御設計の求人マーケット動向(2018年11月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年5月1日~2018年10月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※5月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

直近3カ月間での新規求人数は、2014年1月以降の最大数を記録。
直近の求人ニーズは緩やかな高止まりを続けていたが、ここにきて再度各社からのニーズが激増している。
メーカーでも自動車業界、電機業界、部品業界など幅広い業種で採用ニーズがあるだけでなくIT業界での採用意欲も高く、まさに異業種混合の採用激戦区。

組み込み・制御設計の採用成功POINT

<面接前>
・先進的な技術開発に携わりたい転職希望者も多いため、求人票などで事業展望や期待するミッション詳細など興味を持たせる十分な情報提供が必要である。
・母集団形成に苦戦する職種のため、求人広告/リアル型イベント(転職フェア・セミナー)などの手法を駆使する。
・募集が集中する中堅層以外のベテラン層、若手ポテンシャル採用も積極的に検討する。
・異業界の経験者を積極的に検討し、職種軸で経験値を判断する。
<面接段階>
・希少な応募者に対しては選考期間や面接回数を短縮し、選考途中での辞退を防ぐ。
・面接内ではどのような業務に携わってもらうかや、スキルをどのように活かせるのかなど、応募者が就業をイメージできる情報提供が鍵となる。

品質管理(品質保証)

ここがポイント

◆登録者数は、ほぼ変わらないが、売り手市場が過熱している。
◆2018年8月~10月の新規求人数は2018年5月~2018年7月比で103%。前年同期比133%といずれも増加傾向。
◆丁寧に情報の整理を行い、採用人物像のペルソナをしっかり立て、求人の魅力を転職希望者に届けることが重要。

品質管理(品質保証)の登録者動向

品質管理(品質保証)の登録者詳細(2018年11月)

品質管理(品質保証)の登録者詳細(2018年11月)

品質管理エンジニアは、45~60歳前後の登録者が多い。中国工場との連携や立ち上げの経験があり、これまでの経験を再活用したいという志向性の方が多い。
品質保証エンジニアの登録者には、若手エンジニアも多い。若手エンジニアは、顧客対応やクレームに時間を取られる現状に不満を持っていたり、エンジニアとして創意工夫したり開発にフィードバックできる機会を渇望している傾向がみられる。
転職理由に対して、どう改善できるかや、どのような魅力があるのかという点を面接で伝えると入社意向が上がる。
しかし、面接官となる現場担当者は面接に不慣れなケースも多いため、採用担当者と現場面接官とのすり合わせや事前作戦が重要である。
実務未経験であっても、ポテンシャルを重視した採用に切り替えているケースも目立つ。

品質管理(品質保証)の求人動向

品質管理(品質保証)の求人マーケット動向(2018年11月)

品質管理(品質保証)の求人マーケット動向(2018年11月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年5月1日~2018年10月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※5月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

事業戦略の転換により、「自動車市場への進出」など、異業界への参入や新規技術分野での事業展開を行う企業が増え、新たな分野への品質管理・品質保証対応およびシステム(仕組み)構築を進める目的の求人が目立つ。そのため、技術分野や経験業務を限定したスキル重視の求人が多い。
また、海外進出や海外売上比率の上昇に伴い、語学スキル(英語)を求める傾向も強くなってきている。

品質管理(品質保証)の採用成功POINT

<丁寧な情報の整理>
採用背景、採用者のミッション、採用企業の分業体制を明文化する必要がある。品質管理、品質保証は表現は同じであっても、企業ごとに細かい業務内容が異なっているため、まず事実の整理をきちんと行うことが重要。
<採用人物像のペルソナ>
上記情報の整理を以て、ミッションを遂行できる人材(目的の達成に寄与できる人材)がどのようなキャリアを築いてきた方なのか、を具体的に言語化していくことが重要。
また、比較的年齢層が高く(41歳以上が31%を占める)、転職回数も多い(転職回数2回以上が33%を占める)登録者が多いため、過去の経験に捉われず、「採用する目的を果たせるかどうか」を重視し、中途採用マーケットに合わせた採用要件を検討していくことも必要。
<求人の魅力>
技術的なスキルもついてペルソナを立てることはもちろん、ソフト面(転職理由・応募動機)についても思いを巡らせることによって、より適切なターゲティングと適切な求人の魅力化を実現していくことができる。
メッセージとして、「採用することでどのような課題がどう解決されるか」、「いかに登録者を必要としているか」、を強く打ち出すことも重要。

生産技術・プロセスエンジニア

ここがポイント

◆採用ニーズが高まる一方で、登録者数は微減傾向。日程調整には苦労が伴い、スピーディな選考が鍵。
◆2018年8月~10月の新規求人数は2018年5月~2018年7月比で115%。前年同期比156%。
◆採用ターゲットを幅広く検討し、マーケットの動きも見据えつつ、採用手法を柔軟に検討することが重要。

生産技術・プロセスエンジニアの登録者動向

生産技術・プロセスエンジニアの登録者詳細(2018年11月)

生産技術・プロセスエンジニアの登録者詳細(2018年11月)

20代の登録者が全体の49%を占めており、非常に若手の登録者が多い。また長期出張など多忙な方が多く、ワークライフバランスの改善を求める声も多い。
一方で、業績悪化や工場縮小にともなう先行き不安や管理業務の増加により、技術的なスキルアップを目的に、転職活動をしている登録者も多い。
生産技術者の中では、機械・電気系出身者だけではなく、材料や物理系出身といったさまざまなバックグラウンドを持つ方も見られる。転職活動をしたくても、トラブル対応/急な打ち合わせ/長期出張など、多忙な方が多いため面接調整は難攻するケースも多い。選考スピードが入社意向に直結しているケースも多く、選考回数1回の企業も増えている。

生産技術・プロセスエンジニアの求人動向

生産技術・プロセスエンジニアの求人マーケット動向(2018年11月)

生産技術・プロセスエンジニアの求人マーケット動向(2018年11月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年5月1日~2018年10月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※5月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

新規求人数は直近3カ月比および、前年比で大きく増加。
自動運転やIoT、AIにかかわる新製品の開発や効率化・設備自動化・省人化をテーマにエンジニアの新規求人数の伸びが高い職種のうちの1つである。
自動車の電装化や各エレクトニクス製品の性能向上などにより、電子部品大手各社や半導体メーカー各社の収益が拡大するなど、好調な事業環境を背景とする生産ラインの増設や、新工場開設などにより求人ニーズが高まっている。

生産技術・プロセスエンジニアの採用成功POINT

全技術系登録者のうち、同職種の経験者は10%程度と経験者の登録者数は決して多くない中で、新規求人数は他の技術系職種の新規求人数の平均より倍近く多い状況であり、職種未経験や異業界経験者の採用は必須となっている。
工場の新設やラインの増設、新製品開発などに伴い、各社が同職種の大量採用を続けていることから、特に経験者はマーケット全体として枯渇気味の状況にある。
電機・電子部品・半導体の各大手メーカーも異業種や未経験層を積極的に採用しているため、即戦力を狙う場合、スキル以外の採用要件を見直すなど、母集団形成を重視する動きも広がっている。また、柔軟に採用手法を検討し、転職潜在層へのアプローチすることも採用成功のポイントとなっている。
求人広告や、ダイレクトソーシングの他、社員紹介によるリファラル採用や、自社イベント(説明会やセミナー)から経験者にアプローチする企業も増加してきている。
・社内の育成体制や中長期的な計画を見据え、育成枠の採用ターゲットも検討すること。
・マーケットの動向や採用競合を意識し、柔軟に各採用手法を検討すること。

フィールドエンジニア・カスタマーサポート

ここがポイント

◆登録者数はやや減少傾向。ワークライフバランスがとりやすい求人に応募が集中。
◆2018年8月~10月の新規求人数は2018年5月~2018年7月比で115%。前年同期比145%。
◆広く母集団を形成し、選考を通して「働くイメージ(扱う製品や、就業環境、社内のサポート体制など)をもってもらうことができるか」が重要。

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの登録者動向

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの登録者詳細(2018年11月)

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの登録者詳細(2018年11月)

登録者数が減少傾向なのに対し、求人数は右肩上がりとなっており、売り手市場が続く。
転職理由としては「ワークライフバランス」「待遇改善」を求める声が依然として多く、今後もますます同様の転職を望む声が増えると予想される。
長期出張や転勤、急な呼び出しなどを避けられる求人であれば応募が集まりやすい傾向にある。
若手であれば専門的な技術スキルを身につけたい希望を持つ方も一定数いるため、入社後身につくスキルやキャリアパス等の明示は必要。
他職種に比べベテラン層の登録者割合が多いマーケットのため、ベテラン人材の採用方法や人材活用について検討することで採用成功率が高まると考える。

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの求人動向

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの求人マーケット動向(2018年11月)

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの求人マーケット動向(2018年11月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年5月1日~2018年10月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※5月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

直近の業績好調、受注好調を背景に販売後のアフターメンテナンスに対応する人員が不足していることや、外資企業でのセールスに近しいフィールドエンジニアの求人が目立つ。
また、働き方改革で、時間外労働を削減する取り組みの一環として、人員確保による業務配分を行っている企業も出てきている。
採用難易度の向上に伴い、未経験者採用やスキル要件の見直しを行う求人も増えており、即戦力採用の場合は同業他社をターゲットとした求人も目立つ。

フィールドエンジニア・カスタマーサポートの採用成功POINT

働く環境を改善するために転職を希望している方が多く、最終学歴に偏りがないことも同職種の特徴である。
昨今のエンジニア求人のトレンドとして、他職種(設計や、生産技術職)の求人でも、若手の理系未経験者の採用を進めているため、母集団形成のためには、転職回数や学歴を幅広く検討し、人柄や意欲、バックグラウンドの知識・素養を重視したポテンシャル採用も検討する必要がある。
また選考の中では、扱う製品や就業環境、就業スタイル、社内のサポート体制などをしっかり訴求し、他社との差別化を図ることも重要であり、場合によっては応募意志不問の面談や、選考要素を含まない面談、入社意向上げを目的とした面談などの実施も効果的である。

設計職(建築・土木)

ここがポイント

◆登録者数は横ばいで推移。ポスト2020を見据えた事業展開を語れる企業かどうかが鍵となる。
◆2018年8月~10月の新規求人数は2018年5月~7月比で122%。前年同期比154%。
◆働き方改革の取り組みや、他社との違いを打ち出せるかが重要となる。

設計職(建築・土木)の登録者動向

設計職(建築・土木)の登録者詳細(2018年11月)

設計職(建築・土木)の登録者詳細(2018年11月)

・8~10月の登録者総数は、5~7月と同水準で推移。年齢別では、30歳以下が43%、31~40歳が29%、41歳以上が28%という内訳であり、引き続き若手層がボリュームゾーンだが、ベテラン層の採用事例も増加している。主だった転職理由は、就業環境改善、年収改善、設計対象物の拡大によるもの。例年、冬に向けて転職希望者が増える傾向にあり、転職市場が過熱する見込み。
・ゼネコン/サブコンや商業ディスプレイ業界など好況の業界が特に多忙を極め、年齢問わず、転職希望者が増えている。残業や土日出勤の少ない働き方を叶えたいという声が非常に多く、異業種も対象に含まれるため、面接にて年収・就業環境における条件改善や、入社後のキャリア像が明確にイメージできるような説明ができる企業が好まれる傾向にある。
・また、業界の在り方が変わってきている中、従来の請負に留まる企業への不安の声も次第に強まっている。CM・PPP・PFIといった業態や、エネルギーや環境分野といった新分野への投資、海外展開など、他社との差別化がはかれる企業に関心が集まる。企業としてポスト2020の展望を語れるかどうかが、より一層、入社意思を左右する鍵となると見込まれる。

設計職(建築・土木)の求人動向

設計職(建築・土木)の求人マーケット動向(2018年11月)

設計職(建築・土木)の求人マーケット動向(2018年11月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年5月1日~2018年10月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※5月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

8月以降大幅に求人が増加している。会社規模の大小や、設計事務所・ゼネコンなど、業種を問わず、建設関連企業では人手不足が顕著となり、求人数は高位安定している。

設計職(建築・土木)の採用成功POINT

・採用ターゲットとは多少異なる経験を持つ、資格未取得者など、採用要件を広げて母集団形成していくことは重要なポイントになる。
・働き方改善に向けての具体的な取り組みや成果について、残業時間や休日出勤はもちろん、設計対象物の違いなど、業務内容面での差別化なども大きなポイントになる。
・一人の転職希望者が多くの企業で面接調整を進めるケースも増えており、選考回数、面接日時など、柔軟かつスピーディに対応していくことは採用の成否に大きく関わるポイントとなっている。

施工管理(建築・土木)

ここがポイント

◆登録者数に変動はないものの、積極的に活動ができる方が減少傾向。転職理由としては環境改善希望者が増加。
◆2018年8月~10月の新規求人数は2018年5月~7月比で116%。前年同期比144%。
◆転職希望者の事情に合わせた柔軟な日程調整と、面接の場における適切な情報提供が大きなカギとなる。

施工管理(建築・土木)の登録者動向

施工管理(建築・土木)の登録者詳細(2018年11月)

施工管理(建築・土木)の登録者詳細(2018年11月)

年末・年度末にかけて現職の納期が立て込み、繁忙期に入る方が多く、転職活動を行いたいという意思がある一方で、現実として転職活動ができなくなる方が増えるのが毎年の下期の傾向。多忙につき転職活動を断念される方も多く、土日面接の希望の声も、この時期だからこそ非常に多くなっている。
転職理由としては、引き続き就業環境改善を希望する方が多く、業務内容に不満はなくとも就業環境で施工管理としても就業継続を断念される方も多くいることから、就業時間の明確化についての注目度は高い。
また、若年層に関しては教育体制についての関心が高く、一方でベテラン層に関しては、今後の2020年以降の事業展開への在り方についての興味が強くなっている傾向にある。

施工管理(建築・土木)の求人動向

施工管理(建築・土木)の求人マーケット動向(2018年11月)

施工管理(建築・土木)の求人マーケット動向(2018年11月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年5月1日~2018年10月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※5月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

施工管理職は建築・土木・設備・電気・通信など、分野を問わずにますます人手不足が顕著となっており、求人数も増え続けている。
経験者の採用が進んでいないことから、未経験者を対象とした求人も増えており、他業種・他職種の求人と競合するケースも増えている。

施工管理(建築・土木)の採用成功POINT

・平日夜間や土日祝日の面接対応、建設現場近くでの面接実施など、まずは転職希望者との面接のセッティングを行うことができるかが重要となる。多忙で面接時間の確保が難しく、柔軟な対応が可能な企業との面接のみで転職活動を終えるケースも増えてきている。
・面接の中でも選考するという視点だけでなく、他社との違い、取り組み内容、任せる予定のプロジェクトなど、企業や業務の魅力を伝えていき、限られた時間を有効に活用している企業が採用に成功しているケースが目立つ。

研究開発(化学)

ここがポイント

◆登録者数は横ばい、積極的に情報収集はするが、転職には慎重な方が依然として多い。
◆2018年5~7月の新規求人数は2018年2~4月比で110%。前年同期比127%。
◆①募集要件を詳細に擦り合わせ、ターゲットを明確化させること②転職希望者が求める情報を可能な限り求人票へ記載すること。

研究開発(化学)の登録者動向

研究開発(化学)の登録者詳細(2018年11月)

研究開発(化学)の登録者詳細(2018年11月)

研究開発職の登録者数は、5~7月と比較し、100.2%と横ばいで推移しており、26歳~35歳の若手で52%、25歳以下の層を加えると35歳以下の方で69%を占める傾向に変化はない。学歴は大卒以上で81%を占め、中でも大学院卒が55%となっている。また、転職回数0回の方が65%、1回までの方を含めると79%となり、他の職種に比して転職回数が少なく、初めての転職にあたって慎重なスタンスの転職希望者が多いという特徴も変化は見られない。
そのため、転職活動を行う方は、「転職することを決めている方」よりも「転職するかどうか判断するために情報収集している方」が多い。
現職に何らかの不満がある場合でも、自身が特別に関心を持っている企業に応募先を絞ったり、未経験でも興味がある業界・職種に応募するなど、自分自身の可能性を探る活動が主になっている。
10月以降は、4月に入社し半年勤める中で会社や業務にギャップを感じ、早くも転職を考える新卒1年目の登録者も散見されるようになっており、総じて若手・第二新卒層からの転職相談が増えている。少数派だが、既に退職をしており転職先を探す方も見受けられる。
業界として活況である自動車や半導体に関連する素材、材料、製品の研究開発経験・スキルを有する方は、引き続き転職先を選べる「売り手」の状況にある。複数社で書類選考は通過するが、現職で休日を取りにくいため、面接に進んだ段階で選考を受ける企業をある程度を絞ってしまう方も少なくない。

研究開発(化学)の求人動向

研究開発(化学)の求人マーケット動向(2018年11月)

研究開発(化学)の求人マーケット動向(2018年11月)

【データ概要】
▼求人マーケット動向
対象:2018年5月1日~2018年10月31日にdodaにいただいた求人件数と登録者数。
※5月の数値を「1」とした場合の変化を表しています。

業界全体として業績が好調であり、売上増に伴う増員採用を加速させる動きが強い。
新卒採用の文化が強い業界であるが、新卒採用の苦戦により第二新卒採用へ舵を切るケースが見受けられる。
各社が掲げる注力分野のなかでもとりわけ、「自動車領域」「ヘルスケア領域」「電池材料領域」などにおいて、求人増の傾向が強い。

研究開発(化学)の採用成功POINT

化学マーケットは分野が多岐にわたり、求める経験・能力が限定的であることが多いため、他職種と比較をし、募集要項を明確化させることが必須である。
前述の通り転職意欲が高くない、志向性として慎重な登録者が多い傾向にあるため、できる限り詳細な情報提供が求められる。
・採用部署の現場社員と採用要件をしっかりとすり合わせ、要件を言語化し、求人票へ落とし込む。
・研究開発のテーマ、研究環境、就業環境、キャリアステップ、社風など、会社HPでは確認できないようなリアルで詳細な情報を提供する。
・転職意欲が高くない方も多いため、見極める選考だけではなく、面談形式の情報提供ができるような場を作ることも大切。

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